【修斗】岡田遼が祖根寿麻を初回KO、新王座に就く
▼第9試合 フェザー級 5分3R
〇斎藤 裕(パラエストラ小岩/同級修斗世界王者)
KO 2R 1分39秒 ※パウンド
●マーカス・ヘルド(ドイツ/GEERMAN TOP TEAM/同級ドイツ王者)
齋藤は2016年に中村ジュニアを判定で破り、プロ14戦目で世界王座を獲得。2017年4月の初防衛戦では、大ベテラン宇野薫を挑戦者に迎え、完勝でベルトを守った。修斗戦績は15勝2敗2分で、3年間の長期政権を築いている。
対するヘルドはアマチュア修斗ドイツ選手権で優勝し、ヨーロッパ代表として2017年の全日本選手権でも準優勝。プロでの戦績は6勝4敗で、1試合を除き、勝利の全てが1Rにサブミッション(関節・絞め技)でフィニッシュするグラウンド巧者だ。2018年12月に修斗ドイツ王者となった試合でも1Rにチョークで絞め落として勝利している。
1R、パンチで突進してきたヘルドに斎藤が左フックのカウンターをクリーンヒット。そのまま組み付いてきたヘルドを逆に斎藤がテイクダウン。下から三角絞めを仕掛けてきたヘルドにパウンドと鉄槌を見舞う。さらにヒジ打ちも交えて時間いっぱい殴り続けた。
2R、ジャンプしてのパンチを繰り出したヘルドが組み付くと、斎藤は逆にテイクダウン。そのまま抑え込むと斎藤がパウンドと鉄槌の連打。一方的に殴り続ける展開となり、レフェリーが試合をストップした。
▼第8試合 フェザー級 5分3R
●山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会/同級修斗世界3位)
KO[ 1R 3分06秒 ※パウンド
〇阪本洋平(T-BLOOD/GRACHANフェザー級王者)
初参戦の阪本は驚異の肉体とフィジカルを武器に、約9年間無敗を誇る。GRACHANを主戦場にし、2016年5月にはGRACHAN初代ライト級王座決定戦で元パンクラス・ウェルター級王者の宇良健吾を1Rで秒殺KO。その後、階級を下げて昨年5月に大澤茂樹が保持するGRACHANフェザー級王座に挑戦し、圧倒的な打撃力で2RKO勝利し、二階級制覇を果たした。昨年9月にはGRACHANフェザー級王座初防衛戦で原井徹を圧倒、1RTKO勝ちしている。
迎え撃つは2016年修斗ライト級新人王で、7勝3敗1分の戦績を持つ山本。
1R、山本は圧力をかけて左ミドルを何度もヒットさせて優勢に。阪本は手を出さない状態が続き、そのまま1Rが終わるかと思われたが、左ローを蹴った山本が自分の足を抱えて転倒。テーピングをぐるぐる巻きにしていた左ヒザを抱える。阪本はすかさずパウンドを叩き込み、阪本のKO勝ちとなった。
スッキリしない修斗初陣となった阪本はマイクを持つと「僕が言いたいのは、相手が怪我をしていても負けるべき人間なんです。今日負けたらやめようと思っていたけれど、まだ続けろってことだと思うのでもういっぺん続けようと思います」と語った。
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