【修斗】王者・祖根寿麻「勝って当たり前」挑戦者・岡田遼「どこで勝負しても僕が上」
1月27日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR』開幕戦の前日計量が、26日(土)都内にて15:00より行われた。
メインイベントの修斗環太平洋バンタム級タイトルマッチで対戦する、王者・祖根寿麻(30=ZOOMER)はリミットちょうどの61.2kg、挑戦者・同級5位の岡田遼(29=パラエストラ千葉)は61.0kgでそれぞれ計量をクリアー。
2018年1月に王座を獲得し、これが初防衛戦となる祖根。8月には『RIZIN』に初参戦し、初代&第3代DEEPフライ級王者・元谷友貴と対決したが一本負けを喫しており、再起戦にもなる。
「防衛戦だからどうということではなく、いつも通り行きたいと思っています。早く殴りたいですね」と、早くも闘志全開の祖根。岡田の印象を聞かれると「2試合くらい見たけれど組んでからがねちっこい」と評するが、「組みの部分でも対応できる。メチャクチャ強いわけではないし、ああいう戦い方をみんな求めていないと思うので」と岡田の組み技のしつこさには否定的。
さらに「今回(岡田の)コメントにイライラしたので、最初から行きたいと思っていますね」という。これは岡田の「修斗に愛されているのは僕」という言葉に対するもので、祖根は「(修斗に)選ばれたのはキミじゃないよ」と否定し、「勝つのは当たり前でどうやって勝つか。どこに出たいとかはなくて目立てればいいので、何でもいいので俺が出ることによって修斗が盛り上がればいいと思っています」と、盛り上げる試合をすると宣言した。
一方、これが2度目の環太平洋王座挑戦となる岡田は「いつもと同じことにプラスして、タイトルマッチなのでいつも以上に質のいい練習をしてきました。(祖根の)今までの試合を見ていて印象に残っているのは特に無いです(笑)。実力差はあると思っています。明日はその実量差を見せられればと思っています。全局面で、どこで勝負しても僕が上」と、祖根に劣るものは何もないと言い放つ。
タイトルに懸ける気持ちは「メチャクチャある。前回取りこぼしているので今回こそは、と。最後の挑戦だというくらいの気持ちで来ているので今日眠れるか心配です」と、かなり気持ちが入っているようだ。
祖根がイラついた“修斗愛”については「祖根選手に煽り映像でも『修斗に愛されていない』と言われました。愛されていないから今チャンピオンじゃないのかも知れないけれど、俺は修斗を愛しているから。彼よりも絶対に俺が愛しているから、それは明日の試合に出ると思います」と揺るがない。
「どんな展開になっても大丈夫な準備はして来たので、どこからでもかかってこいって感じです。最後はバックをとってぶん殴って首を絞めます」と、完全決着を予告した岡田は、今年の目標を聞かれると「まずは明日勝つこと。それだけです」とタイトルマッチに全てを懸けると語った。
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