【ONE】初参戦・中原由貴の強打爆発、ワンパンチTKO
▼第11試合 バンタム級(-65.8kg)3分3R
●アラヴェルディ・ラマザノフ(24=ロシア)
判定1-2
〇ゴーンサック・P.K.セーンチャイムエタイジム(28=タイ)
ゴーンサックはS-1 130ポンド(59.0kg)王座、ルンピニースタジアム認定フェザー級&スーパーフェザー級王座など多くのタイトルを獲得し、2010年にはムエタイMVP(最優秀選手賞)を獲得。サウスポーから放つ左ミドルは最高峰とも称され、“高速左ミドル”の異名を持つ。2015年5月に初来日し、大和哲也に勝利。その後も日本人選手に2勝している。今回がONE初参戦。
ラマザノフは2018年10月に元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者ペットモラコットからバックハンドブローでダウンを奪い勝利を収めている強豪。この試合はMMA(総合格闘技)用のオープンフィンガーグローブ着用でのムエタイルールで行われる。
1R、サウスポーのゴーンサックは長身のラマザノフに左ハイを多用し、ラマザノフは脇に蹴り足を挟んで転倒させる。ゴーンサックの蹴りに右ストレートを合わせてくるラマザノフ。左ハイを蹴り続けるゴーンサック。
2Rは左ローを蹴って左のパンチを伸ばしていくゴーンサック。ラマザノフは左ヒジを振り下ろす。左ミドルで前に出るゴーンサックの蹴りにヒジを狙うラマザノフ。左ミドルをもらうラマザノフだが、右アッパーからの左フックを放ち、蹴り足をつかんでの右アッパーでゴーンサックからクリーンヒットを奪う。
3R、パンチで前へ出てくるラマザノフにゴーンサックはボディストレートで対抗。左ハイで一瞬グラつかせるゴーンサックだが、ラマザノフのパンチに後退を繰り返す。勝敗は判定にもつれ込み、判定2-1でゴーンサックが辛勝した。
▼第5試合 フライ級(-61.2kg)3分3R
〇スーパーレック・ギャットムー9(23=タイ)
判定3-0
●ラオ・チェトラ(19=カンボジア)
タイのスーパースターであるスーパーレックがONEに初参戦。この試合はMMA(総合格闘技)用のオープンフィンガーグローブ着用でのムエタイルールで行われる。
1Rが始まると同時に両者激しくミドルを蹴り合い、パンチとヒジを交錯させる。アグレッシブに前へ出て攻めるスーパーレックを首相撲に捕まえるチェトラだが、ヒジは空振り。
2R、スーパーレックは右ミドルを連打。さらにパンチを連打するとチェトラは防戦一方に。さらに右ハイ、ミドル、パンチと攻めまくるスーパーレック。チェトラはヒジで対抗するがスーパーレックが積極的に前へ出る。しかし、チェトラはバックスピンエルボーを繰り出す。
3R、チェトラはパンチとヒジで前へ出てスーパーレックに襲い掛かる。スーパーレックは右ミドルの連打で応戦し、チェトラはヒジの猛攻。スーパーレックは一定の距離をとって右ミドルを蹴り、チェトラが入って来ると首相撲に持ち込む。スーパーレックが圧勝でONE初陣を勝利で飾った。
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