【バンゲリングベイ】KOICHI追悼マッチでパコム・アッシが桜木をKO
BungelingBay
「~縁~八芳園2019」
2019年3月7日(木)東京・八芳園本館「ジュール」
▼第5試合 KOICHI追悼プロマッチ ヘビー級 3分3R
〇パコム・アッシ(39=フランス/Venum Victory World Series 95kg級準優勝、Troyes Trophyヘビー級トーナメント準優勝、Pro Fight Karate2011・2012 優勝)
TKO 1R2分38秒 ※レフェリーストップ
●桜木裕司(41=UKFキック・インターナショナル・ヘビー級王者)
パコムはヨーロッパのキックタイトルを総なめにし、2016年に来日して以降はKOICHIの盟友であり、良き練習パートナーに。今回KOICHI追悼マッチ開催が決定すると、いち早く出場に名乗りを上げた。対する桜木は初代タイガーマスク佐山悟の最後の愛弟子。キック、MMAなど80戦以上の戦績を持ち、キックではUKFキック・インターナショナル・ ヘビー級王座獲得歴を持つ。
1R、桜木は左ハイキック、後ろ回し蹴りとKO狙いの大技を繰り出し会場からどよめきが起こる。しっかりディフェンスするパコムは桜木をコーナーに追い込みパンチ連打。防御する桜木だが、ガードの上からでも効かされてしまい2度のダウンを喫してしまう。
立ち上がる桜木はパコムの右ストレートを被弾しながらも豪快な左フックで反撃。さらに胴回し回転蹴りをクリーンヒットさせてパコムを驚かせる。
大ピンチのパコムだったが、パンチ連打で巻き返すと桜木は防戦一方となり、レフェリーが即座にストップ。TKO勝ちしたパコムは勝利をKOICHIに捧げた。
なお、BungelingBay Spirit所属で昨年4月に不慮の交通事故で他界したKOICHI(本名=渡邉浩一)の追悼セレモニーも行われた。ニコラス氏の背中を追いかけ続けていたKOICHIは”コウイチ・ペタス”というリングネームでデビュー、そのニコラス氏より”コウイチ・ペタス”のリングコールと共に追悼の10カウントゴングが鳴らされると、会場に集まった多くのファンがKOICHIの死を悲しんだ。
上場企業の社長を含むビジネスマンによるキックボクシングマッチで試合が行われ、日頃ビジネスの世界でしのぎを削っている方々が敢えて縁のリングへと上がる漢の生き様が伝えられた。今大会は”闘いの場は オフィスから リングへ”をテーマに熱戦が繰り広げられた。
▼第6試合 60kg契約 2分2R
〇菊池誠晃(40=株式会社REALWORLD代表取締役社長)
TKO 1R1分44秒 ※レフェリーストップ
●青木泉織(36=株式会社LEXCEL代表取締役)
株式会社リアルワールドを上場企業へと成長させた代表の菊池が、格闘技を通して、更なる菊池の成長を期待させる一戦は、コウイチとの約束を果たすべく名乗りを上げた、漢気溢れる立ち振る舞いで入場した株式会社レクセルの青木泉織。
お互いに代表取締役として活躍する傍ら、日々の練習を積み重ねてこの決戦の日を迎えており、社員を含む応援団の大声援が送られる中、ゴングが打ち鳴らされた。
お互いに合意の元、ヘッドギアなしで行われた漢気溢れる一戦は両者譲らずの熱戦となり、最後はキャリアで上回る菊池の勝利で幕を閉じた。
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