【UFC】ベテラン戦士マスヴィダル、新世代強豪ティルに敵地で逆転KO勝ち
▼セミファイナル ウェルター級 5分3R
○レオン・エドワーズ(27=ジャマイカ/同級9位)
判定2-1 ※28-29、29-27、29-28
●グンナー・ネルソン(30=アイスランド/同級12位)
エドワーズがサウスポー、ネルソンはオーゾドックスの構え。1Rは組みの攻防から互いにテイクダウンを決め合い、先制したのはネルソンだが、後半はエドワーズが背後からコントロールする展開となる。
2Rはエドワーズがネルソンの組みつきを捌きながら、離れ際を左エルボーで狙う場面がたびたび見られ、これが終了間際に実る。残り20秒でエドワーズの左エルボーがヒットし、ダウンしたネルソンは鉄槌の連打を浴びてしまう。
ホーンに救われるかたちで生還したネルソンは3Rも粘り強く組みついていき、残り1分でついにテイクダウンに成功してマウントも奪取。試合はこのまま終了し、2RにあわやKOの場面を作ったエドワーズがスプリット判定で勝利した。
▼ライトヘビー級 5分3R
●ヴォルカン・オーズデミア(29=スイス/同級5位)
判定1-2 ※28-29、29-28、28-29
○ドミニク・レイエス(29=アメリカ/同級8位)
1Rの序盤は打撃戦となり、サウスポーのレイエスが距離を取りながらテンポ良く左ミドル&ローを蹴れば、オーソドックスのオーズデミアは一気に間合いを潰してパンチのコンビネーションを振るう。オーズデミアは中盤に組みついてテイクダウンを成功させ、終盤には強烈なパンチの連打で押し込む場面を作る。
2Rも打撃戦が続き、プレッシャーをかけるのはオーズデミアの方。レイエスはタックルをカットされてしまうが、中盤以降は徐々に回り込んでの右フックや伸びのある左ストレートなどをヒットさせるようになる。
3R開始早々にオーズデミアはレイエスの左ローに合わせてタックル。レイエスは尻餅を着くがすぐに立ち上がる。以降も打撃戦の中でオーズデミアがタックルを仕掛ける展開が続くが、レイエスも集中を切らさずディフェンス。さらにパンチを交換するも、互いに決定的なダメージを与えることはできなかった。
勝敗の行方は判定に持ち込まれ、スプリットでレイエスに軍配。観客からはブーイングが起こった。
▼バンタム級 5分3R
○ナサニエル・ウッド(アメリカ)
一本 2R 2分46秒 ※リアネイキドチョーク
●ホセ・キノネス(メキシコ)
▼ウェルター級 5分3R
●ダニー・ロバーツ(イギリス)
一本 3R 2分37秒 ※バーバルサブミッション(口頭で試合続行不可能を伝える)
○クラウディオ・シウバ(ブラジル)
▼キャッチウェイト(188ポンド) 5分3R
○ジャック・マーシュマン(ウェールズ)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ジョン・フィリップス(ウェールズ)
※マーシュマンは規定体重をオーバーしたため、対戦相手のフィリップスに報奨金の20%を支払う。試合はミドル級から188ポンドのキャッチウェイトに変更して実施。
▼フェザー級 5分3R
○アーノルド・アレン(イギリス)
判定3-0 ※30-26、30-27、29-28
●ジョーダン・リナルディ(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
○マルク・ディアケイジー(イギリス)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ジョー・ダフィー(アイルランド)
▼ライトヘビー級 5分3R
●ニコラエ・ネグメレアヌ(ルーマニア)
判定3-0 ※26-29、26-29、27-29
○サパルベク・サファロフ(ロシア)
▼フェザー級 5分3R
●ダニー・ヘンリー(スコットランド)
一本 1R 1分17秒 ※リアネイキドチョーク
○ダン・イゲ(イギリス)
▼女子フライ級 5分3R
○モリー・マッキャン(イギリス)
判定3-0 ※三者とも29-28
●プリシラ・カショエイラ(ブラジル)
▼フェザー級 5分3R
○マイク・グランディ(イギリス)
TKO 2R 4分42秒
●ナド・ナリマニ(イギリス)
▼ミドル級 5分3R
-トム・ブリーズ(イギリス)
試合中止
-イアン・ハイニッシュ(アメリカ)
※ブリーズの健康上の理由により直前に試合中止。
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