【修斗】松本光史、小谷直之を逆転KOし王座防衛
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship 第1部」
2019年5月6日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼第9試合 メインイベント 修斗世界ライト級チャンピオンシップ 5分5R
〇松本光史(フリー/修斗世界ライト級王者)
KO 4R57秒
●小谷直之(ロデオスタイル/同級3位/挑戦者)
※松本が2度目の防衛
松本は16年4月、川名雄生に一本勝ちし第12代修斗世界ウェルター級王座(後にライト級に階級名変更)を獲得。18年3月に岡野裕城に1RKOで初防衛にも成功している。同年5月のRIZINでダロン・クルックシャンク戦での敗戦と療養を経て、今回の世界タイトルを懸けた大一番が再起戦となった。
対する小谷はZSTでライト級王座を獲得、2度のUFC挑戦を経験するなどキャリア59戦を誇る37歳のベテラン戦士。昨年11月の修斗でキャプテン☆アフリカに2Rスリーパーによる一本勝ちで強さを見せつけ、この世界戦まで登り詰めた。
1R、右ロー、右ストレートで前進する松本に対し、小谷は下がりながら攻撃を返し左ストレートをクリーンヒットする場面も。
小谷は左ミドルを松本の腕ブロックの上からも叩きつけ、左のスーパーマンパンチも当てて徐々に流れを寄せる。
2R、松本の右ローをキャッチした小谷はテイクダウンに成功。マウントポジションから腕十字を仕掛けるが、これを切り抜けた松本が上から抑え込みパウンドで追い込む。
3R、小谷は左ミドル、そして左ストレートを当てて松本をぐらつかせる。松本は組みついて耐えるとそのまま倒して上のポジションをキープ。しかし、松本は攻めあぐねてしまう。
4R、小谷が左ミドル、左ボディブローを効かせて主導権を握ったかに見えたが、松本が右フックをクリーンヒット。
ここでパンチラッシュを仕掛けて小谷を追い込みヒザ蹴りを顔面に直撃。倒れた小谷に、松本がパウンド連打を仕掛けてレフェリーがストップ。松本が逆転KO勝ちで2度目の王座防衛に成功した。
▼第8試合 日比交流戦 修斗vsチーム・ラカイ3×3 バンタム級 5分3R
〇岡田遼(パラエストラ千葉/修斗環太平洋バンタム級王者)
判定3ー0 ※30ー28、29ー28、30ー27
●ジアン・クラウド・サクレッグ(フィリピン/チーム・ラカイ)
ONEに多くの世界王者を輩出し、現在アジアMMAチームの中で最も勢いに乗るフィリピンの「LAKAY MMA」(ラカイ・エムエムエー)が修斗に初来襲、日本の修斗選手と3対3マッチを行った。
1R、サクレッグの踏み込みの深い強烈な右ローに手を焼く岡田だが、テイクダウンするとフロントチョークで追い込む。
2Rもテイクダウンした岡田がヒジを落とし、サクレッグはカットし流血。3R、蹴り勝負のサクレッグに、岡田は再びテイクダウンするとガッチリ抑え込んでパウンド。優位に試合を進めた岡田が判定勝ちし、対抗戦は修斗勢の全勝となった。
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