【ONE】内藤大樹がTKO勝利でONE本戦デビュー、徳留一樹はテイト夫に競り勝つ
▼第14試合 メインイベント ONE世界ウェルター級タイトルマッチ 5分5R
●ゼバスティアン・ガデスタム(29=スウェーデン)
判定0-5
○キャムラン・アバゾフ(26=キルギス)
※アバゾフが新王者に
ガデスタムは12勝のうち10のKO(1S)のレコードを持つハードヒッター。ONEでは5戦のうちベン・アスクレンに負けた1敗以外全てKOで仕留めている。2018年11月にタイラー・マグワイアに右フックでKO勝利しタイトル獲得。今年3月には初防衛にも成功している。
アバゾフは2018年3月にONEに参戦、デビュー戦はルイス・サントスに判定負けを喫したものの、その後ヌルスルタン・ルジボエフ、アギラン・ターニ、岡見勇信に連勝しタイトル挑戦のチャンスをつかんだ。
1R、ガデスタムが開幕のローで早くもアバゾフのバランスを崩す。ガデスタムはローとハイの打ち分けでペースをつかもうとするが、アバゾフはタックルからテイクダウンを奪い上を取り、フロントチョークを狙うがラウンド終了のゴングが鳴る。
2R、ガデスタムが左ジャブから右ローに繋げる。アバゾフは隙をうかがいタックルでテイクダウン。アバゾフはヒジで左側頭部から出血があり、ガデスタムは返り血で赤く染まる。ガデスタムに立たれスタンドに戻ると、アバゾフはラフなフックでガデスタムを攻める。
3R、アバゾフの左フックを受けダウンしたガデスタムをサイドポジションで抑えるアバゾフ。一度はガデスタムがひっくり返すも、アバゾフがボディクラッチから投げ捨て再び上へ。今度はアバゾフの左ヒザでガデスタムが右目じりをカット。約2分の間、アバゾフがコントロールしたままラウンド終了。
4R、アッパー気味の右フックでガデスタムが後退。ケージに押しつけ打撃を見舞いそのままアバゾフがダメージの見えるガデスタムを抑え込む。マウントからサイドポジションに移ったアバゾフがガデスタムの左わき腹にヒザを打ち込み、ラウンド終了までガデスタムを削る。
5R、疲れが見える両者ともスタンドでパンチを交換。アバゾフは細かいフットワークを使い距離を作るが、ガデスタムはすでに追う体力がなく単発の右ミドルや至近距離からのヒジを振るう。決定打が出ないまま終了のゴング。グラウンドを支配しヒザでダメージを積み重ねたアバゾフが勝利を収め、新チャンピオンに輝いた。
▶次ページは”天心と戦った男”vs”武尊と戦った男”、その他試合結果
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