【NJKF】健太が3Rにヒジでカット奪われドロー、大田拓真が弟・一航と共にタイトル獲得
▼第6試合 NJKFバンタム級王座決定戦 3分5R
●日下滉大 (OGUNI/NJKFバンタム級1位)
判定0-3 ※49-50、47-49、47-49
◯一航 (新興ムエタイ/NJKFバンタム級3位)
※一航が新王者に就く。
バンタム級1位と3位が激突する頂上決戦が幕を開ける。日下は2015年にデビューしてから、現在KRUSHで活躍する森坂陸などの選手相手に7連勝。2017年には現在K-1で活躍している玖村修平との王座戦に敗れて、タイトル獲得ならず。昨年6月にもチャンスを得たが、俊YAMATOに敗れ、またも王座獲得を逃した。今回で3度目の正直となるか。
対する一航は、兄の大田拓真と共にジュニア時代から活躍している期待の新星。2017年にデビューすると、無敗記録を更新し続けて昨年のNJKFの新人王を獲得。デビューして1年3ヶ月で、フライ級王者・松谷桐と対戦するもTKO負けを喫してベルト獲得はならなかった。今年4月にはWMC王座を獲得して、今回は念願であるNJKFのベルト獲得に燃える。
1R、日下がサウスポー。鋭い左ローを放つ日下に対して、一航はすぐさま右ローをリターン。日下の右ミドルの蹴り足を掴んで、一航が強烈な左ボディを突き刺してバランスを崩させる。終盤に一航は右ストレートをヒットさせた。
2R、日下が距離を取って左ロー。一航の前進に対しては左ストレートを合わせていく。一航は懐が深い日下に対して、右ミドルを蹴っていくと、日下が何度も交わしての左ローをヒット。一航の右のももは内出血が見られるように。
3R、日下が左ジャブで牽制して左ローや左ミドルと蹴り中心で攻めていくと、一航は強引に距離を詰めて右ミドルを返していく、中盤以降、距離を詰められて若干窮屈に感じている日下だが、距離が詰まると組みついて逃れる。一航 は右ストレートを終盤に当て込んだ。3R終わって、ジャッジ1名が30-30、2名が29-29とドローに付けて一進一退の攻防が続く。
4R、一航は前進して左右のフックを放ち、右ローまでつなげる。対する日下は、距離をとって右フックを回り込みながら放つ。日下は左ハイも狙っていくが、一航はしっかりガードして強烈な右ボディ。さらに飛び込んでの右ミドルをクリーンヒット。日下は一航の前進に対して、左ミドルを連発する。
5R、セコンドからの指示で一航が、前進して飛び込みの右フックをヒット、右ミドルまでつなげる。対する日下は左ジャブで牽制して、左ミドルやローを走らせる。一航が右ローや足払いで日下をこかせる場面が増える。一航コールが会場に響き渡る中、一航が右ミドルを軸に前進して左右のフックをまとめたところで終了のゴング。
念願の高校生チャンピオンとなった一航は「絶対取る気持ちで練習してきて勝ててよかったです。来年はレベルの高い試合を組んでいただいて1歩1歩勝って行きたいと思います」とファンにメッセージを送った。
▼第5試合 ミネルヴァ スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R
◯☆SAHO☆ (闘神塾/ミネルヴァ スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●浅井春香 (KICKBOX/ミネルヴァ スーパーバンタム級1位)
※☆SAHO☆が防衛に成功
☆SAHO☆はスピードと止まらない手数を活かした攻撃でここまで連勝を続ける20歳。戦績は9戦8勝1敗で抜群の勝率を誇る。☆SAHO☆はこのままの勢いでタイトルを防衛することができるか。
対する浅井は、前回はエルナ・ニルソンに判定勝利して王座獲得のビッグチャンスを得た。☆SAHO☆に勝るフィジカルを活かして念願のタイトルを獲得することができるか。
1R、序盤から積極的に浅井が左ローやミドルを繰り出すと、☆SAHO☆は淡々と右ローを返す。☆SAHO☆は浅井の前進に右ストレート、右フックを合わせていくが、浅井も下がらずに右ストレートを振るっていく。両者の左右のパンチが交錯するたび、会場が沸く中ゴング。
2R、フィジカルで勝る浅井が前進して、右ヒザを振るっていくと☆SAHO☆は右フックを返す。中盤に☆SAHO☆が右に回って、浅井の前進をいなしながら、浅井をロープに詰めてパンチを連打。ジャッジに印象つける。ここまでの判定ではジャッジ2名が☆SAHO☆を支持する。
3R、序盤からジャッジで劣勢になった浅井が前進して、右ストレートを放つが、☆SAHO☆のカウンターの左フックが浅井にヒット。しかし、浅井は下がらずに組みついての右ヒザを突き刺す。浅井は組んでの離れ際に右フックを当て込み、怒涛のパンチラッシュ。終盤は押し合いの展開となり、お互いのヒザをボディに突き刺して試合終了。大きなダメージは浅井に与えることは出来なかったが、手数と印象で上回って判定勝利しベルトを防衛した。
▼第4試合 交流戦 65kg契約 3分3R
●マリモー (キング/NJKFスーパーライト級4位)
判定 ※三者とも27-30
◯野津良太 (E.S.G/NJKFスーパーライト級8位)
▼第3試合 交流戦 61kg契約 3分3R
△吉田凛汰朗 (VERTEX/NJKFスーパーフェザー級7位)
判定1-0 ※30-29(青Hayato)、29-29、29-29
△hayato (FOKAIJAPAN)
▼第2試合 交流戦 58kg契約 3分3R
◯向後宏昭 (キング)
TKO 1R 1分56秒
●将栄 (team lmmotal)
▼第1試合 NJKF 66.3kg契約 3分3R
◯宗方888 (キング)
TKO 1R 2分43秒
●謙 (PIT)
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