【BOUT】RISEランカー拓也が顔面をカットしながらも勝利、新空手の匠朗が安斎宙を下す
▼RISE公式戦49kg契約3分3ラウンド
〇大倉萌(三鷹ムエタイクラブ※帯広出身)
2R 2分48秒KO
●渡邊奈央(キングムエ)
空道で活躍中の大倉萌(三鷹ムエタイクラブ)が地元・北海道でキックボクサーとしてデビュー。初陣を飾った。拳を交わしたのはキングムエ所属の渡邉奈央。これがプロ2戦目となる名古屋期待の女子キックボクサーだ。
第1R、大倉はガードを高く上げながら、タイミングよくカウンターのヒザ蹴りや前蹴りを当てていく。とりわけ渡邉のアゴを何度も上げた前蹴りの破壊力は抜群。そのタイミングと軌道は同じ大道塾吉祥寺支部の兄弟子で、キックボクサーとしても何度かタイトルマッチに出場した末廣智明のそれと重なり合った。
とはいえ、タイで活躍中の福田海斗を育て上げた佐藤孝也会長のもとで練習を積む渡邉の根性は天下一品。前蹴りで大量の鼻血を出しながら、果敢に打ち合いに挑んでいく。打ち合いでは何度か大倉を追い込む場面もあったほどだ。
しかしながら2R以降も、大倉はデビュー戦とは思えぬ前蹴りで渡邉を追い込み、最後はスタンディングダウンを一度奪ったあと、出血多量によるレフェリーストップ勝ちを収めた。デビュー戦を飾った大倉はキックボクサーとしても魅力十分。今後は北斗旗と並行してリングに上がる青写真を描く。
▼BOUTキックボクシングルール57kg契約3分3ラウンド(肘・首相撲有効)
〇谷村愛翔(Kickboxing Academy Sapporo/P’s Lab札幌)
1R 37秒KO
●平田修(チームシャムエボルウ゛)
北海道では現役高校生キックボクサーとして注目を集める谷村愛翔(Kickboxing Academy Sapporo)が第2試合に登場し、同じく北海道を拠点に活動する平田修(チームシャムエボルヴ)と激突した。年齢は平田が25歳上という一戦となったが、谷村は右ストレートで先制のダウンを奪う。これで勢いに乗ったのか、粘る平田のアゴを再び右で打ち抜き、失神KOに追い込んだ。
▼BOUTキックボクシングルール55kg契約3分3ラウンド
〇梅田将成(KFG URAWA※函館出身)
1R 2分8秒KO
●金岡岳斗(BLITZジム)
BOUTは北海道在住、あるいは出身の選手起用にこだわる。第1試合には函館出身で現在は埼玉を拠点に活動する梅田将成(KFG URAWA)がリングイン。静岡県から飛来した金岡岳斗(BLITZジム)と激突した。ふたりとも、これがプロデビュー戦だ。金岡はデビュー戦ながら、キックボクシングを始める前はブラジルでサッカー選手としてプレイしていたという異色のキャリアを持っていただけに注目されていた。それでも、第1R、梅田はパンチの連打でダウンを奪ったあと、右フックで金岡に引導を渡した。
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