【ONE】王者ペットモラコットがTKO勝利で2度目の防衛成功、イシゲ・リカは痛恨の3連敗
ONE Championship
『ONE: A NEW BREED III』(2P目)
2020年9月18日(金・日本時間)
タイ・バンコク インパクト・アリーナ
photo by ONE Championship
▼第3試合 女子アトム級MMAルール
●イシゲ・リカ(=石毛里佳/タイ/Tiger Muay Thai)
判定0-3
○スニーサ・スリセン(タイ/Mister Kok Gym)
ONEの人気選手で日本人の父親を持つタイ人ファイター、イシゲ・リカ(石毛里佳/タイ/Tiger Muay Thai)が出場し、スニーサ・スリセン(タイ/Mister Kok Gym)とMMAルールで対戦。
“タイニー・ドール”(小さな人形)と形容されるキュートなルックスが魅力のイシゲは9歳の頃から合気道とテコンドーを習い始め、ブラジリアン柔術では青帯を取得している打投極のオールラウンダー。プロ戦績は8戦4勝(2KO/2S)4敗。昨年10月の日本大会では日本の新世代エース・平田樹と対戦し、2R アームバーで一本負けを喫した。現在2連敗中で崖っぷちに立たされている。
対するスリセンは、タイのプロモーション『Full Metal Dojo』に参戦し3戦3勝の戦績を残した後、今年7月31日に19歳でONE初参戦。デビュー戦でいきなりONEアトム級のキックボクシング、ムエタイで二冠を制覇したスタンプ・フェアテックスと、MMA戦で対戦し、パウンド連打を浴びて1R TKO負けを喫している。
1R、遠い間合いでジャブとローの両者。お互い距離を測る様な動きで大きな展開が見られない。スリセンのローに合わせて、距離を縮めるイシゲだが、スリセンの左右のフックを警戒しタックルに行けず。ラウンド終了間際、スリセンの右フックがイシゲの顔面にヒットする。
2R、お互い組み付く動きがようやく見え始めたが、相手からテイクダウンを取るアクションまではなく、長時間スタンドでの膠着状態に。業を煮やしたか、イシゲがサイドから組付きテイクダウンを狙うが、逆にスリセンが袈裟固めでイシゲを抑え込む。頭を抜いたイシゲがバックを取ったところでラウンド終了。
3R、再び、遠い距離の両者。イシゲが組み付くが、スリセンはヒザを出しながら突き放す。ラウンド中盤、イシゲが遂にテイクダウンに成功。マウントを取りに行くが、逆に返され、スリセンに再び袈裟固めで抑え込まれる。しかし、ここでレフェリーが両者に“膠着状態”としてイエローカードを出す。
試合はスタンドから再開され、イシゲが打撃で攻めるが、スリセンがカウンターで対抗。イシゲが再び組みに行き、両者倒れ込んだ中、イシゲがグラウンドでスリセンの背後を取るが、スリセンがヘッドロックで凌ぐ。膠着状態だからか、レフェリーが再び両者にストップをかけた直後、タイムアップのゴングが。結果、手数が多く、袈裟固めの抑え込みを見せたスリセンが判定勝利を飾った。敗れたイシゲはこれで3連敗となった。
▼第4試合 ONEバンタム級キックボクシング
○カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
KO 1R 0分6秒 ※右ストレート
●ペッタノン・ペットファーガス(タイ)
▼第2試合 ONEバンタム級ムエタイ
●ヨドパノンムラン・ ジットムアンノン(タイ)
判定1-2
○フィリップ・ロボ(ブラジル)
▼第1試合 ONEフェザー級ムエタイ
●バンプリーノーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)
KO 2R 0分7秒
○ユーリック・ダフティアン(アルメニア/ロシア)
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