【シュートボクシング】イモトがモハン・ドラゴンに勝利しタイトル戦アピール「ぜひベルトを巻かせてください」
▼第7試合 -53kg契約 SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級2位、MAXFCフライ級王者、他2冠)
判定3-0 ※三者とも29-28
●KING剛(ROYAL KINGS/MA日本バンタム級王者)
佐藤は、今年3月にレジェンドの藤原あらしを撃破、2週間後のRIZIN名古屋大会では国本正義と激闘を繰り広げた。MA王者のKING剛と、どんな試合を見せてくれるのだろうか。
1R、踏み込んでローを放つKING。佐藤はフットワークを使いながら出入り、飛び蹴りと軽快な動き。捕まえるとそのまま投げて、シュートポイントを獲得。KINGが右ボディで反撃。佐藤がフロントチョークに入り、キャッチポイント。KINGが詰めてフックを狙う。さらにコーナーへ詰めて、パンチをまとめたところでラウンド終了。
2R、サイドキックで牽制する佐藤は、組んで投げの体勢へ。これを耐えたKINGは、強烈な左フック。足を使って動く佐藤は、フロントチョークへ。これを逃げたKINGは、ロープに追い込んでフック連打。ボディ、顔面にKINGの強打が飛ぶ。佐藤が防戦一方になる場面も。
3R、前へ出るKING。佐藤は組んでヒザ蹴り。KINGはコーナーへ追い込んで、フックを連打。前蹴りで距離を作りたい佐藤。KINGのフックを被弾するも、ヒザ蹴りを返す。打ち合う両者。最後は気持ちの闘いとなり、終了のゴング。シュートとキャッチポイントを獲得した佐藤が、判定勝ちを収めた。
▼第6試合 -70kg契約 MAXFC公式戦 3分3R
〇璃久(志真会館/SB日本スーパーウェルター級4位)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-27
●小原俊之(キング・ムエ/J-NETWORKミドル級3位)
SBと友好関係にある韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAXFC』がコロナ禍の影響で韓国で興行が開催されない状況を受け、今大会はMAXFCのダブル興行として行われる。MAX FCルールは、ヒジ打ちなしのキックルールで、組んでからの2アタックが認められている。今回5戦目となる新鋭・璃久は、格上のJ-NETWORKミドル級3位・小原と対戦した。
1R、璃久は前蹴り、インローで崩しにいく。ハイキックで攻撃して、揺さぶりをかける。小原はサウスポーからの左、右とパンチを飛ばす。璃久は、前足を潰しにかかる。ハイキック、インロー、右ボディと攻撃を散らす璃久。小原は守勢に回りつつ、カウンターに徹した。
2R、インローで攻める璃久。右ボディストレートがアクセントになって、リズムをつくる。さらに飛び込んでフックと多彩に攻撃。蹴られた内股が真っ赤になる小原は、左ストレート、ミドルを返す。ボディストレートが入り勢いに乗る璃久が、優位に試合を進めた。
3R、璃久はハイキック、ボディで攻める。フックからミドルで攻撃する璃久。小原はフックのカウンター、ワンツーで攻めるが、璃久の勢いは止められない。最後まで攻め続けた璃久が、判定勝ちを収めた。
▼第5試合 MAXFC公式戦 -57.5kg契約 2分3R
〇松井大樹(MEIBUKAI KICKBOXING)
判定3-0 ※3者とも28-28、引き分けのため、マスト判定で松井
●土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見)
1R、土井は前蹴りで突き放す。松井はローからフック、アッパーにつなげる。パンチのコンビネーションで攻める松井。土井が、リーチを生かした右ストレートでダウンを奪う。ダメージが少なかったのか、松井は立ち上がるとキレのあるパンチで反撃。土井は冷静にガードすると、前蹴りを飛ばした。
2R、ローからパンチのコンビネーションで攻める松井。土井は守勢に回りつつ、カウンターを狙う。松井は前へ出て、ワンツー、ローと矢継ぎ早に攻撃。ロー、右フック、左アッパーと攻め続ける松井。土井が守勢となる。
3R、松井がローからパンチへつなげる。土井は蹴りからパンチで反撃するも、松井の勢いを止められない。松井はフックで追い込んだところで、試合終了。判定は引き分けだったが、マスト判定が適用されて松井が勝者となった。
≫次ページは第4~1試合結果
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