【五輪空手】喜友名諒が形で空手&沖縄初の金メダル! 迫力の表情、気合、力強さで圧勝
8月6日(金)東京五輪の空手男子形(日本武道館)で世界選手権3連覇の喜友名諒(きゆな・りょう/31=劉衛流龍鳳会)が決勝戦でダミアン・キンテロ(37=スペイン)に勝利し、日本空手界初、そして金メダル空白県だった沖縄に初の金メダルをもたらした。
18年の国際大会プレミア・リーグ ドバイで喜友名を破っているキンテロは、その時と同じ形「スーパーリンペイ」を演武。喜友名は「オーハンダイ」で力強さ、迫力、そして気合いで場内を飲み込んだ。
初戦では2度の演武を行って28,26点と、28,40点と高得点。準決勝で今大会最高得点となる28.72点をマーク。決勝も同じ28.72点をマークしキンテロの27.66に1.06ポイントと差をつけ勝利。試合終了後、正座をして正面に深々と礼をした。
優勝後、喜友名諒は「本当に自分一人ではこの舞台には立つことはできなかったので、今は」と声を詰まらせ、「全てに感謝します」と涙を堪えながら話す。そして「まずは母親にしっかり優勝したよ、という報告をしました」と亡くなった母親に正座してお辞儀をしながらそう報告していたという。
そして地元沖縄に初めての金メダルについては「沖縄の子供たちも、夢を諦めずに抱き続けたら達成できることを知ってもらえたと思いますので、大きな目標だったり希望を持って、自分の道へ進んで貰えたらと思います」
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