【ONE】手塚裕之、米農家”マッスル”豪腕パンチで逆転KO勝利
11月12日に放送される格闘技イベント『ONE: NEXTGEN II』(シンガポール・インドアスタジアム)。86kg契約 MMAマッチにて、”超マッスル米農家ファイター”手塚裕之(31=日本/ハイブリッドレスリング山田道場/TGF)がマレーの強豪アギラン・ターニ(26=マレーシア)に3R3分45秒にTKOで勝利した。
手塚は“野生獣”の異名を持つ第13代パンクラスウェルター級王者。パンクラスでの勝利7勝のうち5勝が打撃によるKOというハードヒッターで、栃木に在住し、大自然の中でトレーニングをこなしつつ、実家の農家の仕事も行う”兼業格闘家”でもある。ONEでは19年10月のONE両国大会でデビューし2勝(1KO)1敗。昨年11月のムラド・ラマザノフ戦で惜しくも判定で敗れ今回再起に挑む。
対するターニは19年6月に秋山成勲のONEデビュー戦の相手を務めると元UFC戦士に判定勝利。続く9月の日本大会で元UFCの岡見勇信と戦い、スプリットの判定で敗れるも善戦。前戦となる昨年12月にタイラー・マグワイア(米国)に判定負けしており、今回再起戦を迎える。
1R、手塚はテイクダウンからチョークで攻めるなど始終攻勢だったが、2Rにはターニが組んでテイクダウンに成功。金網を利用しながら立ち上がる手塚。両者スタミナの消耗が見える中、パンチの打ち合いが続く。残り30秒、組み付くターニを突き飛ばし倒す手塚。上を取利ながら、パウンドやヒジを落としていく。
3R、手塚のプレッシャーと打撃にターニはサークリングで直撃を避ける。そしてターニの右ハイキックが、手塚の頭を擦るようにヒット!
手塚は両手をマットにつけると、ターニが怒涛のラッシュ。ピンチの手塚だが、後退しながらこれをしのいだ。そしてパンチで反撃。左ボディ、左フックの連打を当てると、ターニが後退りしながら明らかにダメージをある仕草。
ターニをケージに追い込んだ手塚は、そこから力強く左右のフック、アッパーを振り回す。身体がくの字に折れ曲がりながら、手塚のパンチをもらい続けるターニを見て、レフェリーが試合を止めた。
試合前、相手が、ガス欠になるまでの打撃戦を宣言していたがその通りの試合となった。
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