【ベラトール】ヘンゾの甥ネイマン・グレイシー、激しい打撃戦に散る
Bellator MMA
『BELLATOR 274』
2022年2月20日(日・日本時間)米コネチカット州アンキャスビル モヒガン・サン・アリーナ
▼ウェルター級
●ネイマン・グレイシー(米国)
判定0-3 ※47-48、45-50、46-49
○ローガン・ストーリー(米国)
【試合動画】ストーリーのパンチ連打で、ネイマンがフラフラ状態に
ヘンゾ・グレイシーの甥ネイマンは9連勝の後、ウェルター級王者ローリー・マクドナルドに敗れ初敗北。しかし、20年9月にジョン・フィッチをヒールフックで一本勝ち、昨年9月にマーク・レミンガーを初回TKOで下し勢いづくなど、タイトル再挑戦が近いと期待されている。
対するストーリーは大学時代NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1で4度のオールアメリカンに輝いたレスリングエリート。17年にベラトールに参戦し、現在MMA12勝1敗の戦績。ネイマンにとって、かなりの強敵だ。
試合は1Rから打撃戦に。ネイマンが両足タックルに行くが、ストーリーはしっかりと切るとスタンドに戻し、グラウンドの展開に持ち込まない。そのため以降も両者、激しい打撃戦となった。
2Rと3R、長身のネイマンがリーチ差を活かしコツコツとジャブを当てるアウトボクシング。ストーリーはワンツーと、懐に飛び込む右ストレートを当てる。
4R中盤、ネイマンが右のアッパーからパンチとヒジのラッシュで、ストーリーがぐらつくが、ストーリーが起死回生の左ストレートを当て、ネイマンがダウン!続けてストーリーが上からパウンドを落としフィニッシュを試みるも、ネイマンが凌ぐ。
ネイマンが下から寝技の展開を誘うが、ストーリーは付き合わず、スタンド再開。終盤、殴り合う両者だが、お互いダメージと疲労でフラフラの状態。
5R、ネイマンがサイドステップをしながらジャブをコツコツと突き続け、追うストーリーは、中々懐に入れないが、時折、ワンツーをヒットさせる。
試合残り10秒、アウトボクシングに成功し勝利したと思ったか、ネイマンはサイドステップをしながら両手をあげるポーズ。試合終了した。
しかし、判定は3-0で、何度かビッグヒットのあったストーリーが勝利。ネイマンは肩を落とした。「柔術家vsレスラー」のトップ対決と期待された試合だったが、組みの展開はなかった。
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