ヘビー級王者ジョンソンJrが壮絶なKO負け！強烈な振り下ろしで轟沈=ロシアACA

2022/03/29（火）UP
（最終更新：2022/03/29 18:11）

　3月27日（日本時間）、ロシア・チェチェン共和国グロズヌイで開催された格闘技イベント『ACA 138』のヘビー級タイトルマッチ、王者トニー・ジョンソン・ジュニア（36=米国）が、挑戦者のサリムゲリー・ラスロフ（35＝ロシア）の強烈な右の打ち下ろしを貰いKO負けした。

　破壊力ある豪腕パンチを持つジョンソンは、過去ベラトールやONEでも活躍した“ハルク”の異名を持つ120kg怪物王者。昨年、2度の王座防衛戦を全てKO勝利で成功させている。
　対するラスロフはロシアMMA団体ACBの元ヘビー級王者。キャリア21勝で13KOと、こちらも破壊力ある打撃が武器で現在6連勝と波に乗っている。

　試合は序盤、ジャブを突きながら前進するジョンソンがタックルでラスロフを倒そうとするが、腰の重いラスロフはテイクダウンを許さない。
　重たいジャブを突き合う両者。ラスロフが左右のフックを当てると、そこから強烈な右の打ち下ろし！

　崩れるように前に倒れたジョンソンに、ラスロフが追撃のパンチを数発落とすと、レフェリーが試合を止めた。
　ラスロフはACAヘビー級の新王者に輝き、連勝記録を7に伸ばした。

『ACA 138』
2022年3月27日（日本時間）ロシア・チェチェン共和国グロズヌイ
▼ヘビー級タイトルマッチ
●トニー・ジョンソン・ジュニア（米国）
KO 1R1分40秒　※右フック→パウンド連打
○サリムゲリー・ラスロフ（ロシア）

【勝者 選手データ】（2022年3月29日現在）

サリムゲリー・ラスロフ（35歳・Salimgerey Rasulov・ロシア）
階級：ヘビー級
戦績：22勝(14KO)7敗（TAPOLOGY参照）

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