ロシアの突き刺す前蹴りで悶絶KO、元MMA王者が１Rで沈む=AMC FN
アブドゥラエフの悶絶・前蹴りKO！@Grabaka_Hitmanより
3月26日（日本時間）、ロシア・アストラハンで開催された格闘技イベント『AMC FN 110』にて、ロシア強豪が強烈な前蹴りによる、悶絶KO劇が起きた。
KOしたのはサイギッド・アブドゥラエフ（26=ロシア）。バンタム級マッチのアイデミール・カズべコフ（25=ロシア）との一戦だった。
アブドゥラエフはロシアの実力者。前戦となる20年9月にロシアのMMA団体KFLのバンタム級王座決定戦で敗れたものの、それまでは5連勝と波に乗っていた。
対するカズべコフはベラルーシのMMA団体BFCの元バンタム級王者。プロ9勝で7フィニッシュ（4KO・3一本）と決定力のある選手だ。
試合は序盤からアブドゥラエフが強い圧力で前進し、右ボディストレートやカーフキックでリズムを作る。対するカズべコフは右のオーバーハンドを振りながら、前に出るチャンスを伺う展開。カズべコフが右オーバーハンドを振るタイミングを見計って、アブドゥラエフが強烈な前蹴り！
鳩尾辺りを突き刺す蹴りに、カズべコフは腹を押さえながら苦悶の表情でダウン。完全に亀の状態になると、アブドゥラエフはトドメのパウンドを落とし、レフェリーが試合を止めた。
アブドゥラエフはこれで、プロ6勝目を手にした。
『AMC FN 110』
2022年3月26日（日本時間）ロシア・アストラハン
▼MMAバンタム級
○サイギッド・アブドゥラエフ（ロシア）
KO 1R2分15秒 ※前蹴り
●アイデミール・カズべコフ（ロシア）
【勝者 選手データ】（2022年4月2日現在）
サイギッド・アブドゥラエフ（26歳・Saygid Abdulaev・ロシア）
階級：バンタム級
戦績：6勝(2KO・3一本)2敗（TAPOLOGY参照）
▶︎次ページは【動画】悶絶の前蹴りKO！相手は苦悶の表情でダウン
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