【PFL】工藤諒司が強豪ジェンキンスに一本負け、裸絞めタップアウトで決勝進出を逃す

2022/08/21（日）UP
（最終更新：2022/08/21 12:20）

　8月21日（日本時間）に英国ロンドンにて開催された総合格闘技イベント『PFL9：2022 PLAYOFFS』のフェザー級プレーオフ準決勝にて、工藤諒司（29=TRIBE TOKYO M.M.A）がババ・ジェンキンス（34=米国）にリアネイキッドチョーク（裸絞め）を極められ、初回一本負けを喫した。

【動画】工藤が裸絞めでタップした瞬間！

　工藤は極真空手を5歳から10年学んだ後、国士舘大学でレスリングを経験。17年にプロデビューし修斗を中心に活躍。キャリア11勝のうち7つはKOによるもの。今季からPFLに参戦し、6月の前戦で初回KO勝利を収め、今回の準決勝進出を決めていた。

　対するジェンキンスはレスリングのフリースタイルで、2011年NCAAレスリング選手権優勝経験を持つレスリングエリート。ベラトールで活躍するなどキャリア18勝を誇る。

　試合は1R開始序盤からジェンキンスのレスリング力が爆発。工藤のバックを奪うとスープレックスで投げる。冷静に対処する工藤だが、ジェンキンスの早い仕掛けとスピードで後手に。ジェンキンスは組んだ工藤を内股で倒すと、電光石火の動きでバックテイクからリアネイキッドチョーク！

　工藤がタップしジェンキンスが僅か1分49秒で一本勝ちを飾った。ジェンキンスはこれで決勝進出。11月に優勝を賭けてブレンダン・ラウーネンと対戦する。

『PFL9:2022 PLAYOFFS』
8月21日（日本時間）英国ロンドン
▼フェザー級プレーオフ準決勝
○ババ・ジェンキンス（米国）
一本 1R1分49秒　※リアネイキッドチョーク（裸絞め）
●工藤諒司（TRIBE TOKYO M.M.A）

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