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【KROSS×OVER】星憂雅がKICK-53kg王座、ハルク大城がKICK-60kg王座を獲得

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2022/10/18(火)UP

底知れない強さを見せ付けたペットルン

KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER19』
2022年10月16日(日)東京・新宿FACE

【第1部】
▼ダブルメインイベント 第20試合 KROSS×OVER PRO-KICK -70kg FIGHT 3分3R
●森本 一陽(NEXT LEVEL渋谷/ J-NETWORK スーパーウェルター級王者)
判定3-0 ※28-30×2、27-30
〇ペットルン・ワイエスケームエタイ(Ys.k KICKBOXING GYM/K-1 ITALY 67kg元王者・ラジャダムナンスタジアム元世界王者)

 1R ハードパンチャーの森本はじりじりと距離を詰めながらパンチを振るっていく。ペットルンはそれをいなしながら前足重心の森本に重いローキックをヒットさせる。お互いビッグヒットはないが、ローキックを多く当てたペットルンが若干有利な印象。

 2R ペットルンのローキックによるダメージが森本の前足に蓄積して行き、森本は時折足が流れバランスを崩す場面も。構わず森本はパンチでKOを狙っていくが、ペットルンは頭の位置を変えヒットを許さない。

 3R 劣勢の森本はパンチを多く繰り出していくが、ペットルンは老獪なテクニックで遮断。ペットルンは久しぶりの試合で若干スタミナ切れの様子だが、ビッグヒットを許さずそのまま試合終了となり、判定で見事勝利を挙げ世界レベルの実力を見せつけた。


ヤンに快勝した倉光

【第2部】
▼セミファイナル 第13試合KROSS×OVER KICK –67.5kg次期王座挑戦者査定マッチ 3分3R(延長1R)
〇倉光 改(PITBULL)
KO 1R 49秒 ※右ストレート
●ヤン・ダニエル(ルーマニア/ウエストスポーツ)

 1R 開始早々から様子見をせず積極的に攻撃を繰り出していく両者。先に右ストレートをクリーンヒットさせたのは倉光だが、ヤンも負けじと前に出て倉光に右ストレートをヒットさせる。しかしその直後の打ち合いの中、ヤンの右フックに対し倉光の右ストレートがカウンター気味にヒット。ヤンは何とか立ち上がるが、足元のふらつきを見たレフェリーが試合をストップし倉光のKO勝ちとなった。

▶次ページは【第1部】第19試合〜オープニングファイトの試合結果

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