【UFC】“ヌルマゴ親友”マカチェフ、前王者オリベイラに肩固めで一本勝ち!ライト級新王者に
10月23日(日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ /エティハド・アリーナにて開催された総合格闘技イベント『UFC 280』メインイベントのUFC ライト級王座決定戦にて、イスラム・マカチェフ(ロシア)が前王者のチャールズ・オリベイラ(ブラジル)に肩固めで一本勝ちし、新王者に輝いた。
【動画】マカチェフがオリベイラからタップを奪った劇的な瞬間!
マカチェフは、かつてこのベルトを巻いていた元UFCライト級世界王者ハビブ・ヌルマゴメドフの親友。今もヌルマゴメドフと共に汗を流しており、現在10連勝中だ。高いテイクダウン能力とグラウンドワークで、22勝(1敗)のうち14フィニッシュ(4KO・10一本)を誇る実力者。
対するオリベイラはブラジリアン柔術黒帯を持ち、UFC28戦目にして初めて辿り着いた王座決定戦で、元ベラトール世界ライト級王者のマイケル・チャンドラーを激闘の末TKOで下し、ようやく悲願のベルトを巻いた。
しかし2度目の防衛戦となった今年5月のジャスティン・ゲイジー戦の前日計量で0.5ポンド(約230グラム)の体重超過。王座は剥奪となり、ゲイジーには一本勝ちしたものの、規程で王座は空位となった。
1R、四つからテイクダウンに行ったオリベイラだが上を取ったのはマカチェフ。オリベイラは下からクローズドガードを組むと三角絞めを仕掛ける。パスガードを狙うマカチェフだがオリベイラはそれに合わせてバックへ。スタンドになるとマカチェフが投げでテイクダウン。マカチェフはオリベイラをケージに詰めてパウンドを落とす。
2R、スタンド展開でマカチェフはワンツー、さらにハイキック。そしてオリベイラの飛びヒザに合わせてマカチェフが右フック! これでオリベイラがダウンするとマカチェフはトップを取ってすぐに肩固めをセットアップ。オリベイラは逃げようともがくがガッチリと入っており、最後はタップアウト。マカチェフが一本勝ちで、セコンドの親友ハビブ・ヌルマゴメドフが巻いたベルトを手にした。
マカチェフは勝利者マイクで「簡単な試合にならないことは分かっていた。彼はいつもプレッシャーをかけてくるから。でも私にはレスリングのスキルがあった。このベルトは私のものだ。ヌルマゴメドフと一緒に勝ち取ったものだ」と親友へ感謝の言葉。
セコンドのヌルマゴメドフが「ずっと一緒に練習して来た、22年間、一緒に頑張って来た。ここ2~3年、彼がベストファイターだとずっと私は言ってきた。次はオーストラリアでの試合だ」と、この試合のバックアップファイターで、フェザー級絶対王者のヴォルカノフスキーの地元オーストラリアでの試合を示唆。
するとここで会場に来ていたヴォルカノフスキーがオクタゴンへ。「ぜひやろう、パウンドフォーパウンドを懸けて戦おう」と2階級の統一戦へ意欲を示した。
WME-IMG
『UFC 280』
2022年10月23日(日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ /エティハド・アリーナ
▼UFC ライト級王座決定戦
●チャールズ・オリベイラ(ブラジル)
一本 2R3分16秒 ※肩固め
〇イスラム・マカチェフ(ロシア)
※マカチェフが新王者に
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