【DEEP】フライ級T準決勝は本田良介が伊藤裕樹に勝利、福田龍彌と決勝で対決！神田コウヤが五明宏人を下して新王者に
福田（左）は宇田（右）に判定勝ち
▼第8試合 セミファイナル 宗明建設 Presents DEEP フライ級 GP 準決勝 5分3R
〇福田龍彌（MIBURO）
判定5-0 ※30-27×2、29-27×3
●宇田悠斗（総合格闘技道場 HOPE）
※福田が決勝進出
宇田の鋭い打撃が福田を襲う
DEEPフライ級GP準決勝。宇田は1回戦で島袋チカラにヒジ連打でレフェリーストップを奪い1R TKO勝利。準々決勝は、村元友太郎をサッカーボールキックでダメージを与えてのTKO勝利となった。
福田は1回戦で杉山廣平に判定勝利。準々決勝は安谷屋智弘から判定で勝利を収めて、準決勝進出を決めた。
1R、互いに打撃を交換して様子を見る。すると宇田が強烈なインローをヒット。受けた福田は、左のロングフックを返すと会場が沸く。ショットフックを放つ宇田。福田の右がヒットして宇田が腰を落とす。上からパウンドを狙うが宇田がディフェンスした。
互いの打撃が入った
2R、宇田はショートフックを放ち、これがヒットするとケージに押し付ける。福田は体を入れ替えると、ケージへ押しつけながら肩パンチを何発もヒットさせる。離れてパンチを打ち合う両者。やや福田の右が当たっていた印象。
3R、このラウンドは、最初から打ち合いの展開。宇田はプレッシャーをかけながら右を放つ。福田は右アッパーから左を伸ばしてKOを狙う。互いに五分の展開も、宇田が打って来いとアピール。打ち合いとなるも、このラウンドはほぼ互角か。判定勝負となり、5-0で福田が勝利を収めた。
福田が決勝進出
決勝へ進んだ福田は、「ヒリヒリしました。痛い思いもするんですけど、毎日、必死にやっています。次は5月かな。もっと最上級のヒリヒリを見せるんで。オブリガード！」と挨拶した。
鈴木の打撃が入り、最後はフロントチョークで一本勝ち
▼第7試合 DEEP ウェルター級タイトルマッチ 5分3R
●阿部大治（フリー）
一本 2R 2分05秒 ※フロントチョーク
〇鈴木槙吾（Mil gracias）
※鈴木が新王者
阿部はインターハイで王者となった柔道、J-NETWORK王者となったキックボクシングをベースとするファイター。総合格闘技に転ずるとわずか4戦でパンクラス王者となり、その後はUFC、ONE、DEEPとキャリアを積み、現在はDEEP王座を保持する。
激しい打ち合いとなった
対する鈴木は第8代パンクラスウェルター級王者で、21年7月にラウェイで元SB日本王者の坂本優起にKO勝ち。昨年8月に元ウェルター級王者の住村竜市朗をパウンド攻撃で破り、今回のタイトルマッチにつないだ。
1R、阿部はインローを決めて崩していく。鈴木は蹴られるたびにバランスを崩してしまう。打撃で倒すかと思われたが、鈴木の強打が入り、阿部はフラつく。阿部の倒れ際に鈴木が鉄槌で追い打ち。ここで終わるかと思われたが、阿部は脱出して、再びスタンド勝負へ。激しい打ち合いが見られた。
フィニッシュとなったフロントチョーク
2R、序盤から阿部は鈴木と打ち合う。右が当たる場面もあったが、鈴木のパンチをもらって阿部はダウン。鈴木はフロントチョークへ入り、阿部がタップした。鈴木が新王者となった。
一本勝ちを収めた鈴木は「DEEP2戦目で挑戦を受けていただき、ありがとうございました。この階級で一番強いのは、プロレスラーのこの俺だ」とアピールした。
▶次ページは、神田コウヤvs.五明宏人、北岡悟vs.高野優樹、住村竜市朗vs.嶋田伊吹
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