【新日本キック】重森陽太、ラジャ王座獲得ならず！王者の強烈パンチに苦しむも健闘光る、髙橋亨太はTKO勝利で世界王座獲得

2023/02/20（月）UP
（最終更新：2023/02/20 15:16）

▼第10試合　WKBA日本バンタム級王座決定戦3分5R(延長なし）
〇志賀将大（NJKFバンタム級王者/エスジム）
判定3-0　※50-46×2、50-45
●No-Ri-（ワイルドシーサーコザ）
※志賀が新王者に

　当初は王者・佐野佑馬が防衛戦の予定だったが、佐野がケガで無念の王座返上。NJKFバンタム級王者の志賀と、前TENKAICHI王者No-Ri-で王座を争うことになった。

　1R、志賀が強烈なミドルをNo-Ri-の脇腹に蹴り込むと、会場に破裂音が響き渡りざわめく。志賀はさらにハイ、前蹴りを蹴り分け、No-Ri-は様子見のローキック。

　2R、パンチで攻めたいNo-Ri-だが、志賀は前蹴り、ミドルで近づけさせない。No-Ri-の打ち終わりに、志賀は組んではヒジ、何度もこかす。首相撲には差があるようだ。

　3R、志賀が組んではヒザを徹底する。No-Ri-は何度も倒される。しかしラスト30秒、No-Ri-渾身のバックブローがヒット！若干動きが鈍ったかのように見える志賀だが、No-Ri-は攻めきれずゴング。4Rも志賀の組み地獄は続く。近づくたび投げられ、苦笑するNo-Ri-は打撃が出ない。

　5R、志賀は離れてミドル、前蹴りと流しにきたか。No-Ri-は後ろ蹴りからバックブロー、フックと倒したい所だが、深くはヒットしない。

　判定は大差をつけ志賀が勝利。志賀はマイクで「明日で30歳になるんですけど、20代最後に自分にバースデイプレゼント出来て良かったです」と喜んだ。

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▼第9試合　57kg契約3分3R
〇湯本剣二郎 （Kick Life）
KO 2R 3分 ※右フック
●木下竜輔 （日本フェザー級/伊原道場本部 ）

　1R、木下は徹底してローで湯本の前脚を狙う。インロー、カーフ、後半には湯本の足は赤く染まってきている。しかし湯本もカーフからのパワフルなパンチを狙う。終盤には連打をヒットさせ、木下をロープ際へ追い詰める。

　2R、木下のロー攻めは続く。湯本は踏み込んでパンチを打つも、木下の左ヒジがヒット、さらにロングのフックもも入り、下がる湯本。行けると思ったか、木下が打ち合いに行くと、湯本の右クロスが炸裂！倒れる木下。木下は立ち上がるも、足取りがおぼつかない。レフリーの呼びかけにも反応せず、レフリーが試合をストップ。
　新鋭・湯本が番狂わせを起こした。

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▼第8試合　58.5kg契約3分3R
〇ジョニー・オリベイラ （日本フェザー級/トーエルジム ）
判定 3-0　※30-29×2、29-28
●国崇（WKAムエタイ世界フェザー級チャンピオン/拳之会）

　NJKFと新日本キックを代表する”鉄人”同士の一戦。国崇はWKAなど2つの世界王座をはじめ6つものタイトルを獲得、42歳の現在までコンスタントにリングへ上がり続け、今回が105戦目。対するジョニーも今回が60戦目の45歳だ。

　ジョニーはバキバキの筋肉で、国崇と同階級には見えないほどだ。1R、国崇はじりじりと詰め、パンチを出してはさらにカウンターのフックを狙う。ジョニーは下がりロー。しかし終盤、ジョニーのパワフルなパンチ、前蹴りがヒット、国崇をロープに追い詰める。

　2R、変わらず右フックを狙う国崇に、ジョニーは勢いを増しパワフルなフック、ミドルで先手を取る。国崇は被弾しつつパンチを放つが、ジョニーの圧力に潰され気味だ。

　3R、ジョニーがハイキックも繰り出す。国崇は逆転のヒジを狙いに行く、ジョニーの押すようなパンチの後のクリンチ、投げに苦しめられる。フィジカルの差が出たか。
　国崇は起死回生を狙うバックブロー、縦ヒジを狙うが当たらず。ジョニーは最後まで猛牛のようなパンチからの組みで攻め続けた。

　判定は3者とも、最後まで積極的に押し続けたジョニーを支持した。

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▼第7試合　58.5kg契約3分3R
〇小林勇人（伊原道場本部）※デビュー戦
KO　1R 2分18秒
●仁琉丸（日本フェザー級/富山ウルブズスクワッド道場）

▼第6試合　78ｋｇ契約3分3R
〇マルコ（伊原道場本部）
不戦勝　※江原のケガのため
●江原陸人（GODSIDEGYM）
※マルコvs元ミドル級王者・斗吾とのエキシビションに変更

▼第5試合　スーパーライト級3分2R（肘なし）
〇山田青空（GOD SIDE GYM）
不戦勝
●勇生（富山ウルブズスクワッド道場）

▼第4試合　 51kg契約2分3R
〇青木 繭（SHINE沖縄)
判定3-0　※30-27×2、30-28
●オンドラム（伊原道場本部）

▼第3試合　フェザー級3分2R
〇吴嘉浩（ゴガコウ/伊原道場本部）
判定3-0 
●古山和樹 （エスジム）

▼第2試合　女子34kg契約1分30秒2Rアマチュア(首相撲有り、顔面膝、肘無し）
△西田永愛（伊原道場本部）
判定1-1　※19-19、20-19、19-20
△菊池柚葉（笹羅ジム）

▼第1試合　52kg契約3分2R
〇渡邊匠成（伊原道場本部）
判定3-0　※三者とも20-19
●今吉勇樹（K-style GYM）

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