【修斗】王者SASUKE、バックスピンヒジ打ちKOで初防衛成功!飯田健夫が担架送りの衝撃結末
▼セミファイナル(第7試合) フライ級5分3R
●関口祐冬(修斗GYM東京/同級世界1位)
判定0-3 ※27-30×3
〇新井丈(キングダムエルガイツ/和術慧舟會HEARTS/世界ストロー級王者)
関口は遠近どの間合いからでも対応でき、21年9月から4連勝を飾った。昨年7月に大阪で行われた修斗でCKC(ケージ・キック・チャンピオンシップ)1Dayトーナメントに出場し、1回戦は不戦勝、準決勝では松山和弘にスプリットで敗戦するも会場を盛り上げた。9月には内田タケルから腕十字で一本勝ちを収めている。
対する新井は16年にデビューし、デビュー3戦目から19年まで9連敗するも、6連勝と巻き返した昨年9月の世界ストロー級チャンピオンシップでは、王者・猿丸ジュンジを右フックでKOしてタイトルを奪った。11月には大竹陽をKOして8連勝中だ。
1R、関口は動きながらカーフキック連発、そしてバックキックで攻撃。追いかける新井もカーフキックを返すが、関口はタックルに入る動きを見せる。追いかける新井は右のパンチを放つも、関口は動いて逃げる。さらに関口はタックルに入ると見せてのパンチ。これはかわした新井は、パンチで追いかける。
2R、関口は距離を少し近くしてパンチを放っていく。新井はカーフキックでダメージを与える。動きが遅くなる関口。新井は積極的に打撃を入れて、優位に立っていく。関口もパンチを返すが、新井は引かずに打ち合う。被弾した関口は、鼻から出血するも、引かずに打ち合う場面も。新井の攻勢が目立った。
3R、新井はカーフキック、右のパンチでアグレッシブに攻めていく。打撃が交差した時に、関口が組みつき新井が下に。ハーフガードの新井。関口は肩固めを狙いつつボディにヒジ打ち。ここから脱出した新井は、スタンドでパンチ攻撃。最後まで打ち合う両者。そのまま判定となった。
勝利した新井は「あぶねえ、ちっちゃくてもやれるということを証明したよね。格上でも勝ってるのを見せましたよね。この試合で俺は、フライとストロー統一してチャンピオンになるつもりだったんだけど、俺が今、フライ級とストロー級の代表ですわ。それと、安芸柊斗!喧嘩を売ってくれるのかなと思っていたんだけど、いいの?やりたいだろう?ストライカー、最強決定戦、逆指名だけどいいよね?」とアピール。
ここで安芸柊斗が登場し、「逆指名だけど、やりましょう」とこのラブコールに答えた。
▼第6試合 ストロー級5分3R
〇安芸柊斗(MMAZジム/同級世界1位)
TKO 1R 3分49秒 ※パウンド攻撃→レフェリーストップ
●澤田龍人(AACC)
安芸は、かつて“天才高校生”と呼ばれ、世界1位に上り詰めたテクニシャン。昨年は4月にマッチョ・ザ・バタフライをKO、9月にマル・ザ・ヘンペーソクをTKOで下して現在5連勝中。
対する澤田はONEの登竜門大会「ONEウォリアーシリーズ」の出身の選手で、昨年3月にはONEの大会で仙三と対戦するも頭部へのヒザ攻撃でTKO負けを喫した。ブルース・リーと同じ誕生日(11月27日)ということで“ドラゴンボーイ”と呼ばれた。修斗には5年半ぶりの参戦となる。
1R、安芸はカーフキックを連発。さらに左ジャブを何回もヒットさせる。澤田はテイクダウンを狙いに何回かトライするも不発に。すると左ジャブをもらってダウン。安芸は一気に間合いを詰めて上からパウンド攻撃。ラッシュをかけて何発も入ると、レフェリーが試合をストップした。
勝利した安芸は「1位なんで、海外から帰ってきて見せられたかなと思います。最高のものを届けられたかな。次、組まれれば誰とでもやります」と挨拶した。
第5試合終了後、藤井惠がリングに上がり、5月21日の修斗の昼大会が女子だけの大会になることを発表した。会場は、東京・ニューピアホール。メインイベントは、女子スーパーアトム級チャンピオンシップが行われ、王者SARAMI(パンクラスイズム横浜)に同級2位の渡辺彩華(AACC)が挑戦することが合わせて発表された。
▶次ページは、マックス・ザ・ボディvs.菅原和政、その他の試合結果
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