【武林風】K-1朝久裕貴がV2達成!武尊とも戦ったヤン・ミンに”朝久空手”で完勝
5月2日(火)中国河北省唐山市・唐山新スポーツセンターで開催された『WLF武林風in唐山』で[WLF武林風-60kg級タイトルマッチ]が行われ、K-1でも活躍する王者・朝久裕貴(27=朝久道場)が、挑戦者のヤン・ミン(28=中国)に判定3-0でV2を達成した。
朝久は、弟の元K-1ライト級王者・泰央と共に”朝久空手”を体現する男。止まらない手数と多彩な蹴り技を武器とし、K-1でも村越優汰らをKOしてきた。
昨年9月の[K-1第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント]では1回戦、準決勝をKOで勝ち上がるも、決勝でレオナ・ペタスに判定負けしている。
中国のメジャー格闘技大会『武林風』には16年から参戦、18年3月には-60kg世界トーナメントを制し王者になった。19年にKO勝利で初防衛、コロナ禍を経て今回2度目の防衛戦となる。
相手のヤン・ミンは16年のRIZINで武尊と拳を交えた(ヤン・ミンの2RKO負け)。21年から行われた中国人ファイターによるトーナメントで優勝し、挑戦権を勝ち取った。
試合はパンチ主体に詰めるサウスポーのヤン・ミンに、朝久は軽快なステップで構えを変えながら、ロー、ミドル、ハイを次々と蹴り込む。
2R、3Rと朝久がペースを上げてゆくと、飛びヒザや上段前蹴りをヒットさせながら、パンチコンビネーションも入れる。朝久は時折ヤン・ミンのフックを食らうも、常に手数足数を出してはペースを握る。
4Rには、ヤン・ミンはかなり消耗した様子だ。朝久がハイキック、さらには止まらないパンチ、ローのラッシュで、ロープに詰める一方的な展開へ。5Rも後がないヤン・ミンが必死でパンチを出すも、朝久は次々とハイキックをヒットさせ、パンチを入れ続けた。
判定は3者ともに49-46で朝久の完勝。朝久はK-1の公式ツイッターに投稿された動画で「防衛戦ということもあってとても厳しい戦いになりましたが、無事に勝ってベルトを持って帰るという約束を守れてよかったです」とV2を喜んだ。
この大会ではワンデイの[63kg級トーナメント]が行われ、第5代Bigbangスーパー・ライト級王者の増井侑輝(真樹ジムAICHI)が参戦。
1回戦はミドル、前蹴りを有効にヒットさせ判定3-0で勝ち上がるも、準決勝では3Rでダウンを奪われ敗退、3位となった。
また60kgスーパーファイトには、KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者・久井大夢(TEAM TAIMU)が出場。スピードあるパンチで有効打を重ねたが、3者ともに28-29の0-3で判定負けした。
久井は4戦無敗だったが、これで初黒星となった。
▶次のページ:【フォト】朝久が怒涛の”朝久空手”でロープに追い詰める!
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