【パンクラス】林源平が大ベテラン・村山暁洋を下し新王者に、元ZST王者・伊藤盛一郎が貫録の一本勝ち
元ZST王者・伊藤が貫録の一本勝ち
▼コーメイン第7試合 フライ級 5分3R
〇伊藤盛一郎（リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST）
一本 1R 4分39秒 バックチョーク
●秋葉太樹（パンクラス稲垣組）
伊藤がパウンドの嵐
伊藤はキャリア14勝のうち3KO・9一本という高いフィニッシュ率を誇る元ZSTフライ級王者。17年にRIZINに参戦し、才賀紀左衛門とのデビュー戦には勝利したがその後3連敗。しかし、現在は浜本”キャット”雄大、橋本薫汰、上田将竜を相手に3戦連続のフィニッシュ勝利を飾っている。
対する秋葉は柔道をバックボーンとするストライカーで同級3位の実力者。19年12月にルサンド・ビコ、21年5月に小川徹、昨年4月には鶴屋怜に敗北し3連敗。その強さに陰りはないため、連敗を止めたいところだ。
チョークに移行する
1R、伊藤の高速ダブルレッグテイクダウンに、秋葉は足をかけて投げるも、伊藤は即座に組み付き押し込む。
離れた秋葉は右フックも、秋葉はかわしてまたもテイクダウン。伊藤がバックにつくも、秋葉は上になりパウンド。
スクランブルとなるも伊藤がアームロック！しかし秋葉は抜いてヒールフックを仕掛ける。
伊藤が一本勝ち
伊藤は落ち着いて凌いでは、上から、バックから、パウンドの嵐。伊藤は一瞬の間をついて、バックチョークに移行、そのまま絞め上げ、一本勝ちした。
伊藤はマイクで「しっかり1位の実力見せようと思って準備して、しっかりフィニッシュしました。パンクラス来たからにはベルト目指して頑張ってるんで。今チャンピオンの鶴屋選手UFC目指して、頑張ってほしいんですけど、自分も今年ベルトに届くよう頑張っていきます」とコメントした。
今成ロールから一本勝ちした藤田
▼第6試合 ウェルター級 5分3R
●押忍マン洸太（DESTINY JIU-JITSU）
一本 2R ※アンクルホールド
〇藤田 大（パラエストラ千葉）
押忍マンはウェルター級4位、パンクラスでは3勝3敗し、3勝はいずれもフィニッシュしている。
対する藤田はMMA1勝1敗の19歳で、パンクラス初参戦。同じパラエストラグループ・鶴屋怜の盟友。リングサイドには怜の姿も。
1Rでもニアフィニッシュの藤田
1R、押忍マンがいきなり飛びヒザも、藤田はダブルレッグからの内股でテイクダウン。
藤田は引き込んでは腕十字、三角と仕掛ける。しかし押忍マンが顔面ヒザをいれてしまい、減点1。
立ち上がった押忍マンはヒザ蹴りを入れるが、藤田はキャッチしテイクダウン。その後もグラウンドで藤田が目まぐるしくコントロールし、パウンドからチョーク、キムラを狙う。
2R、押忍マンがハイキックを放つも、藤田は今成ロールで飛び込む！左足を抱えると、膝十字からのアンクルホールド！たまらず押忍マンがタップし、藤田が衝撃的な一本勝ちを納めた。
藤田はマイクで「途中ヒザ食らって記憶失ってるんですけど、勝ったんですか俺？」としどろもどろでコメントすると、場内からは笑いと拍手が飛んだ。
藤田が押忍マンのヒザで記憶を失いながら一本勝ち！（画像はクリックで拡大します）
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- 押忍マンのヒザを食らう藤田 この時に記憶が飛んだのか…？
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- 藤田はダメージを負いながらダブルレッグ
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- 今成ロールから強引に脚を取りにいく
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- 押忍マンの左足をロックした
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- 藤田が一本勝ち
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- ”記憶が飛んだ”とコメントする藤田
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