【パンクラス】林源平が大ベテラン・村山暁洋を下し新王者に、元ZST王者・伊藤盛一郎が貫録の一本勝ち
パンクラス
『PANCRASE 334』
2023年6月4日(日)東京・ニューピアホール
▼メインイベント第8試合 ウェルター級 王者決定戦 5分5R
●村山暁洋(暁道場)
判定0-3 ※三者共に45-50
〇林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym)
※林が新王者に
前王者・菊入正行がベラトール参戦によりベルト返上した事を受けて、第15代王者の決定戦が行われる。
村山は第9代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト。2003年にプロデビューすると、40戦以上を戦い修斗ミドル級王座を戴冠したこともある猛者だ。昨年は、現在UFCに参戦する木下憂朔にKO負けを喫したものの、同12月に長岡弘樹とのベテラン対決を制し復活した。7年ぶりの返り咲きを狙う。
対する林は181cmの長身でブンブン振り回す左右フックが武器のストライカー。昨年12月の『PANCRASE 330』で押忍マン洸太を初回KOで下し衝撃を残した。
1R、互いにロー、ジャブを差し合い、林が得意の右を入れるも、村山が組んでは、さらにバックを取りケージに押し付ける。そのまま村山が押し込み続けるが、ラスト20秒、林が離れ打撃のけん制に。ジャッジは10-9で林。
2R、林がパンチ、右ローを入れるも、村山が四つに組む。しかし林は離れ、打撃をコツコツ入れ続ける。ラスト1分、林が右ボディからの左を放つと、村山がグラつく。ジャッジは10-9で林。
3R、村山が詰めて右クロス。しかし林は離れてミドル、ロー、ハイと蹴り士主体に切り替えてゆく。村山がパンチで前に出るが、林は離れて右ロー。ジャッジはまたも10-9で林に。
4R、林がジャブからボディ、村山は詰めてパンチを繰り出すが、林のフックをもらう。村山が組み付くが、林はヒザを入れ離れる。林はワンツーローを当て、村山がまたも組むが、林は離れてパンチ。このラウンドも10-9で林。
5R、パンチの交錯から、村山がテイクダウン狙い、組んでいく。村山が大外刈りで一瞬崩すも、すぐに立て直す林。林は右ロー、ボディと連打も、村山もパンチ連打さらにはバックブローで打撃戦。最後には林がバックを取り、ボディロックから村山を投げてみせた。
判定はフルマークで林に。林がウェルター級王座を獲得した。
林は勝者マイクで「正直、3Rくらいで倒せるかなと思ってたんですけど、全然パンチ見切られて自分のベストな状態出せなかったんですけど。自分はこのベルトが欲しくて10年続けてきたんで、今めちゃくちゃうれしいです。ここから先は王者としてふさわしい試合をしていきます」と喜びをあらわにした。
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