【Krush】岩尾力、内田晶を完封しSバンタム級王者・璃明武にタイトル戦アピール!
▼セミファイナル(第9試合)Krushライト級/3分3R・延長1R
●大沢文也(ザウルスプロモーション)
延長判定1-2 ※9-10×2、10-9
〇大谷翔司(スクランブル渋谷)
大沢は昨年4月に悲願のKrushライト級王座を初戴冠したが、今年6月の初防衛戦では里見柚己に敗れ王座陥落。それでも7月は東本央貴に勝利して再起を飾った。
対する大谷は、同じ6月大会でKrushに初参戦し、新鋭の児玉兼慎から2度ダウンを奪って快勝。当初からKrush王座をターゲットに掲げており、ここで大沢を踏み台にして、一気にKrush王座へ突き進みたいところだ。
1R、大沢は左フックから右ローキックで先制。大谷はガードしながら左のインロー、ミドルキックを蹴り返す。大沢は蹴り足を掴んでの攻撃で注意を受ける。だが奥足ローキックでダメージを与えていく。
2R、大谷は右フックをヒットすると、一気にパンチの連打で追い込む。大沢はバランスを崩しそうになるも、これに耐える。すると今度は大沢が、奥足へのローキックでダメージを与えて反撃を見せた。
3R、このラウンドも大谷が前半にパンチでラッシュ。大沢が棒立ちでガードの上からパンチを受ける。だが大沢は、後半に入ると奥足ローキックでダメージを与えて優勢に試合を進める。さらにフックからロ―キックと追い打ちをかけて大谷を追い詰めた。判定は1-1のドローに。延長ラウンドへ突入した。
延長ラウンド、大谷は前へ出て前蹴り、ローキック、さらにパンチへつなげて手数で攻める。大沢は奥足ローキックでダメージを与えていき、右ボディフックをヒットさせる。前へ出る大谷。ダメージをとりにいく大沢。ここも大きな差はつかずに判定へ。2-1のスピリットで大谷が勝利をものにした。
判定勝利の大谷は「ギリギリの試合だったんで、あまり大きなことは言えないんですけど、本気でベルトをとりにきているんで。現在のライト級チャンピオンは里見柚己選手で、前回の試合で勝った伊藤健人選手が第一候補に挙がっていると思うんですけど、大沢選手に勝っているので僕にも権利はあると思っています。伊藤選手は同じスクランブル渋谷出身で、僕とは時期が重なっていないんですけど、縁があるなと思っていますので、ぜひ対戦をお願いします」と対戦をアピールした。
▼第8試合 Krushバンタム級/3分3R・延長1R
〇白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※三者ともに30-29
●小浦翼(K-1 GYM横浜infinity)
白幡は、KNOCK OUTとムエタイオープンの二冠を獲得した後、今年2月からKrushに参戦。K-1グループでは2勝1敗で今年4戦目となる。今回は元プロボクサーを迎え討つ立場となるが、自身の飛躍のためにも落とせない一戦だ。
小浦は、プロボクシングでは18戦15勝(10KO)2敗1分の戦績を誇るが、今後はフライ級での試合も視野に入れているという。現Krushフライ級王者の悠斗にはプロボクサー時代に勝利を飾っているだけに、流れ次第ではKrushで元プロボクサー対決が見られるかもしれない。
1R、サウスポー構えの白幡はローキック、インローと足を狙う。小浦もインロー、ミドルキックを返していく。白幡はミドルキック、三日月蹴りとボディを狙う。小浦は接近してのボディ打ち、左フックを返す。
2R、白幡はローキック、左ミドルキック、前蹴りと完璧に小浦のパンチを封じにかかる。小浦はローキックで崩しながら、右ボディ、左フックで攻撃するも見切られている印象だ。小浦は左のパンチから入るも、ここもガードされてしまう。
3R、白幡はローキックに加え、テンカオで小浦のパンチを封じる。小浦は構えをサウスポーにチェンジし左のパンチから入るも、白幡の蹴りがボディへ突き刺さる。攻め手を失った印象の小浦。白幡は蹴りでポイントを奪い、3-0で判定勝利を収めた。
▶次ページは、町田光vs.デンサヤーム、森田奈男樹vs.アリヤン、その他の試合結果
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】12.17『Krush』岩尾力vs内田晶ほか生中継・放送・配信情報
・【K-1】岩尾力、晃貴をボディ打ち悶絶KO!武居由樹が絶賛の“天才”ぶり
・完璧ボディを求めて年間1800万円以上!プレイボーイモデル美女の“ハルク”マッスルが話題に
・志穂美悦子、バズった自身の”68歳”マッスルボディを説明、そのトレーニングとは!?
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!