【新日本キック】瀬戸口勝也、山浦俊一との流血戦を制す!46歳“鉄人”オリベイラが木下竜輔を下して新王者に
▼第11試合 日本スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R(延長1R)
●木下竜輔(伊原道場本部/同級2位)
判定0-3 ※48-50×2、49-50
〇ジョニー・オリベイラ(トーエルジム/同級4位)
木下は老舗の伊原道場の新鋭。オリベイラとは22年5月に対戦し、木下が右フック一撃でオリベイラを1R KO。担架送りにしている。
対するオリベイラは新日本キックを代表する“鉄人”。経験豊富なキックボクサーで前へ出て打ち合うタフな面を持つ。前戦は昨年2月、NJKFの“鉄人”で数々の世界王座を獲得した国崇と対決、オリベイラがパワフルな攻撃で圧倒判定勝利した。
1R、オリベイラは前へ出てパンチからローキックにつなげる。木下はガードを固めつつ、右のパンチを放つ。さらにロ―キックでダメージを与えていく。このラウンドは大きな差はつかない。
2R、木下はオリベイラの攻撃を誘うため、ローキックで様子を見ながらカウンターを狙う。だが、オリベイラはこの誘いに乗らず、前へ入りボディブローから右のパンチへつなげる。このラウンドも差はないか。
3R、オリベイラは得意のハイキックを左右で放つ。これをガードする木下。オリベイラはボディ打ちを連続する。木下は右のロングフックを狙うも、これはクリーンヒットせず。オリベイラはガードを固めながらボディ打ちを見せる。
4R、オリベイラは右をヒットするも、そのまま抱きつく。その繰り返しが目立ち、試合が膠着してくる。木下はオリベイラのペースにはまり、反撃がなかなかできない。右をもらうシーンもあった。
5R、オリベイラは右をヒット。だが、組みつくオリベイラに木下はリズムを掴めず。オリベイラが再三タックルをしているため、注意をされることに。最後はオリベイラがパンチで押し切り、判定へ。判定は3-0でオリベイラが勝利、新チャンピオンとなった。
新王者のオリベイラは「強かったです。毎日、練習をがんばりました。嬉しいです。伊原会長、小林会長、ありがとうございました。もっと、がんばります!」と挨拶した。
▼第10試合 69kg契約 3分3R
△佐藤界聖(PCK連闘会/聖域統一ウェルター級王者)
判定0-1 ※28-28×2、28-29
△大谷真弘(BRAVE FIGHT CLUB)
※佐藤は1.3kgオーバーで減点2、グローブハンデ(大谷が6オンス、佐藤が8オンス)
聖域統一ウェルター級王者の佐藤界聖が、BRAVE FIGHT CLUBの大谷真弘との一戦でどんなインパクトを残すか注目が集まる。佐藤は前戦でクワン・サンライズジムから勝利を収めるなど、期待がかかる選手。大谷はアマチュア時代に準優勝している新鋭。どんな試合になるのだろうか。
1R、大谷は左右のフックからローキックにつなげる。佐藤はカーフキック、ローキックでダメージ与えていく。大谷はボディブローを放つも、佐藤はこれに耐えてカーフキックで攻撃。大谷はパンチを狙うも、佐藤は崩れない。
2R、佐藤はカーフキックを連発。大谷は構えを左右にチェンジしながらパンチで攻めるも、カーフキックを蹴られる場面が目立つ。佐藤はカーフキックからパンチにつなげる。完全にペースは佐藤だ。大谷は左右のフックでKOを狙うも、佐藤のディフェンスは崩せない。
3R、佐藤はカーフキックで完全にペースを掴む。何発もカーフキックを入れて大谷の動きを止める。そして、佐藤はさらに左ミドルキックの連打でボディを狙い、そこからカーフキック、バックブローなど多彩に攻めた。判定はドロー。佐藤の減量失敗が大きく採点に響いた。
▶次ページは、マルコvs.雄也、Nao vs.RUI JANJIRA、その他の試合結果
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