【ONE】SB王者・佐藤執斗、悔しいKO負け、“チャンネル7”王者の強烈ボディブローに沈む

2024/03/22（金）UP
（最終更新：2024/03/23 06:19）

　3月22日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 56』の116ポンド級ムエタイにて、シュートボクシング日本バンタム級王者の佐藤執斗（グラップリングシュートボクサーズ名古屋）がラック・エラワン（タイ）に2回KO負け。ラックの強烈ボディブローにダウン、立ち上がれなかった。

【動画】佐藤、悶絶ボディブローでダウンした瞬間

　佐藤は第2代SB日本バンタム級王座、MAX FCフライ級王座、WMC I-1 51kg＆54kg級王座などを戴冠してきた。現在6連続KO勝利中でそのうちの3つはOFGマッチだけにONE初参戦で勝利が期待される。

　対するラックは「チャンネル7」の115ポンド級の現役チャンピオンで激闘ファイター。通算戦績73勝13敗を誇る実力者だ。

　1Rは佐藤のペース。前蹴りを軸にした多彩な蹴り技を生かしながら、近距離ではフック連打、飛び込みながらのバックヒジとリズム良い戦いを見せ、このラウンドは佐藤が取った印象。

　2Rすぐ、1Rは静かだったラックが反撃開始。のしのしと前に出て、強打を振っていく。佐藤が下がったところで、ラックの強烈な左ミドル、佐藤が苦しい表情を見せると、ラックが強烈な左ボディブロー！

　連携した顔面への左フックで佐藤が倒れると、レフェリーはカウント。意識のある佐藤はおきく呼吸しながら、立ちそうな雰囲気だったが、マットに座ったままの状態の佐藤を見てレフェリーがストップ。

　佐藤は“立てる”とのジェスチャーをしたが、立てないと判断されたか。2R1分19秒、佐藤の悔しいKO負け、デビュー戦は白星とならなかった。

『ONE FRIDAY FIGHTS 56』
3月22日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼116ポンド級ムエタイ
○ラック・エラワン（タイ）
KO　2R1分19秒　※左ボディブロー
●佐藤執斗（グラップリングシュートボクサーズ名古屋）

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