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【DEEP KICK】KING剛がTKO勝利で新王者に、19歳KING龍蔵が大樹を下す

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2024/04/06(土)UP

ハイキックを見せる龍蔵

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 69』(2P目)

2024年3月31日(日)大阪・テクスピア大阪

▼セミファイナル 58kg契約
◯KING龍蔵(ROYAL KINGS/DEEP☆KICK -57.5kg王者)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-29
⚫️大樹(HAWK GYM/DEEP☆KICK -60kg王者)

 昨年12月宮崎就斗に2RTKO勝ちし、かつて辛酸を舐めさせられた宿敵にリベンジを果たすとともにDEEP☆KICK-57.5㎏王者となったKING龍蔵。
 対する大樹は2021年7月にDEEP☆KICK-60kg第8代王者に就くと、大前洸貴と上野コウキを挑戦者に2度王座防衛に成功し長期政権を築きつつある石川県の雄だ。

 そんなDEEP☆KICKが誇る現役二大王者が58kgの契約体重で激突した。勝負が動いたのは1R終盤だった。龍蔵は右ミドルキックで大樹をロープまで大きく吹っ飛ばす。2Rになると、大樹のミドルに合わせてワンツーを打ったりするなどのカウンター殺法に活路を見出す。蹴り足を払ってスリップダウンを奪う場面もあった。

フックを狙う龍蔵

 3Rになっても、龍蔵のカウンターは冴え渡るばかり。相手の前進に合わせ左ミドルを合わせたかと思えば、右ローをヒットさせ相手のスタミナを削りにかかる。大樹の懐に入ってのテンカオ(カウンターのヒザ蹴り)も効果的だった。大樹は左ストレートに活路を見出そうとするが、手数が少なかったせいだろうか、ポイントとして認められることはなかった。29-28、30-29(×2)のユナニマス・デシジョンで龍蔵の判定勝ちだ。

 19歳とは思えぬ龍蔵のクレバーな戦術にハメられた大輝はDEEP☆KICK5戦目にして初黒星となった。試合後、マイクを握った龍蔵は「いや、しんどっ」と本音を吐露する一方で、「結構前評判では俺の不利だったけど、いけるにきまってるじゃないか、このボケ」とシャウトした。続けて「次、6月のRISE大阪で梅井とやってもいいんで。以上」と京都出身で元RISEフェザー級王者・梅井泰成との対戦をアピールした。RISEとDEEP☆KICKの新旧王者対決はエディオンアリーナで実現するのか。


上野(左)が勝利、決勝へ進出

▼第8試合 DEEP☆KICK -60kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
◯上野コウキ(直心会)
判定2-1 ※29-28、29-30、29-28
⚫️健真(BLACK☆Jr)
※上野コウキがトーナメント決勝に進出

 周囲の期待を裏切ることなく、所属するBLACK☆Jrのキッズたちを従え、[元祖]たこ焼きのうたで入場してきた健真。対する上野コウキは今年1月に宮城武蔵を三日月蹴りで2RTKOで下して西日本統一ライト級王者となったばかり。試合は-60㎏挑戦者決定トーナメント準決勝がかかる一戦らしく、シーソーゲームになった。

 上野が左ミドルで攻め込めば、健真はワンツーからのカウンターのヒザ蹴りでやり返す。2Rになっても、健真のバッティングで試合が一時中断した以外、試合の流れはさほど変わらない。2Rまでのオープンスコアは三者ともイーブン。3R、勝負をかけた上野は前に出てパンチを強振すれば、健真も打ち合いに応じる。そうした中、健真の蹴りがローブローになってしまい、イエローカードを提示されてしまう。しかし1分30分過ぎになると、健真も積極的に自分から前に出た。

 スコアは2-1で上野。3Rの試合内容が命運を分けた一戦だったか。試合後、上野は「ぶっちゃけ、自分が負けたと思っていた。でも勝ったからにはもっと強くなって、6月のトーナメント決勝では絶対に勝つ」と必勝をアピールしていた。

▶︎次ページは溜田蒼馬vsセネガル駿一、その他試合結果

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