【NJKF】嵐、スックワンキントーン王者倒せず泣き崩れる！対抗戦は2試合ともドロー決着に
繁那（右）は鈴木（左）を迎え撃ったが決定打を与えられず
▼ダブルメインイベントⅠ NJKF vs KNOCK OUT対抗戦 スーパーバンタム級 3分3R
△繁那（R.S-GYMNJKFスーパーバンタム級4位）
判定0-1 ※29-30、29-29×2
△鈴木貫太（ONE‘S GOAL/KNOCK OUTスーパーバンタム級）
繁那はKOを狙いに行くも、不発に
ダブルメインIは、NJKF vs KNOCK OUTの対抗戦となり、NJKFスーパーバンタム級4位の繁那（ばんな/R.S-GYM）がKNOCK OUT同級の鈴木貫太（ONE’S GOAL）と対戦。ジェロム・レ・バンナにちなんで名づけられたという繁那は10戦9勝(4KO)1敗と好戦績の20歳。対抗戦をアピールの場とし、目指すチャンピオンに進めるか。
1R、サウスポー構えの繁那は、様子を伺いながらパンチを打ち込みたい動き。鈴木はインロー、アウトローで足を狙いつつ、右ミドルキックを叩き込む。繁那は左ストレートを放つも、これは空振り。鈴木の蹴りが的確にとらえる。
判定はドローに
2R、繁那は右の前手でパーリングしながらの左ストレート。これは鈴木が反応し、ミドルキックやハイキックと高い蹴りで崩しにかかる。さらに繁那は、右フックの強打でKOを狙うも不発に。鈴木の蹴りが的確にヒットした印象だ。
3R、鈴木はミドルキックで腕を潰しにかかる。繁那は前へ出て、右から左のパンチで攻める。鈴木はガードしながら組みつくと繁那が、ヒジ打ち。鈴木のミドルキックか、繁那のパンチか。
ともにイーブンも、やや繁那が押している印象の場面もあった。判定は1（鈴木）-0でドローとなった。
リチデット（右）は左ミドルキックで波賀を攻略した
▼セミファイナル 日泰国際戦 57㎏契約 3分3R
●波賀宙也（立川KBA/元IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者）
判定0-3 ※27-30×2、28-30
〇リチデット・ゲッソンリット（タイ/ゲッソンリットジム/ラジャダムナンスタジアム105P王者/シップンノーンスタジアム118P122P王者）
リチデットはヒジ打ちで波賀を出血させた
2試合が組まれたセミファイナル（ダブルセミファイナル）は、NJKFとムエタイ戦士による日泰国際戦。57kg契約で、元IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者の波賀が、ラジャダムナンスタジアム105P王者＆ジップンノーンスタジアム118P・122P王者のリチデットと対戦する。
1R、ともにサウスポー構え。ローキックで探り合い。リチデットは左ロ―キック、左ミドルキック、前蹴りをセットで攻撃し、波賀が対応できない場面も。波賀はローキックが有効打か。
リチデットの判定勝ち
2R、波賀はリチデットの蹴り足をつかみ、右フックを浴びせる。リチデットはパンチをガードし、ヒジ打ちをヒット。それでも波賀は、パンチで勝負をかけるもヒジ打ちを被弾。ならばとローキックでダメージを与えに行くも、崩すことはできない。
3R、波賀とリチデットはミドルキックを蹴り合う。右脇腹を真っ赤にした波賀は、パンチを打ちに行くもヒジ打ちを被弾。顔面から出血した波賀は、最後まで果敢に挑むも判定負けを喫した。
＜その他の試合結果＞
▼第6試合 NJKFライト級挑戦者決定戦 3分3R
●岩橋伸太郎（エスジム/NJKFライト級1位）
TKO 2R 2分47秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
〇HIRO YAMATO（大和ジム/NJKFライト級2位）
▼第5試合 NJKFフライ級挑戦者決定戦 3分3R
●TOMO（K-CRONY/NJKFフライ級2位）
判定0-2 ※29-29、28-30×2
〇西田光汰（西田キックボクシングジム/NJKFフライ級4位）
▼第4試合 NJKFフライ級ランキング戦 3分3R
〇愁斗（Bombo Freely/NJKFフライ級8位）
判定3-0 ※30-29×2、30-28
●悠（VALLELY/NJKFフライ級9位）
▼第3試合 ミネルヴァ 60kg契約 2分3R
●日立（GRABS/ミネルヴァ ライト級）
判定0-3 ※三者共に28-30
〇小倉えりか（DAIKEN THREE TREE/ミネルヴァ スーパーバンタム級8位）
▼第2試合 NJKFフライ級 3分3R
●高橋大輝（エスジム）
TKO 1R 0分33秒 ※右フック→レフェリーストップ
〇永井雷智（VALLELY）
▼第1試合 NJKFフェザー級 3分3R
〇藤井昴（KING gym）
TKO 1R 2分21秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
●岡部惇（アントジム）
▼オープニングファイトII EXPLOSION -55kg級 1分30秒2R
●加藤晴斗（新興ムエタイジム）
判定0-3 ※三者共に18-20
〇晝間陽採（TAKEDA GYM）
▼オープニングファイトⅠ EXPLOSION -37kg級 1分30秒2R
●菊池柚葉（笹羅ジム）
判定0-3 ※三者共に18-19
〇永井りい（VALLELY）
＜試合中止＞
▼ダブルセミファイナルⅠ 日泰国際戦 61kg契約 3分3R
龍旺（Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級王者）
vs
コンゲンチャイ・エスジム（エスジム/S1世界スーパーフェザー級王者）
※龍旺の体調不良により、試合中止
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