【NJKF】大田拓真、クンクメール強豪から“流血戦”勝利!吉田凛汰朗はSB基山幹太からダウンを奪い撃破
▼第9試合 NJKF vs SB 対抗戦 64㎏契約 3分3R (EXR 1R)
〇吉田凛汰朗 (VERTEX/NJKFスーパーライト級王者)
判定3-0 ※29-28×2、29-27
●基山幹太 (BELLWOOD FIGHT TEAM/SBライト級2位)
NJKFvsSBの対抗戦。吉田は、他団体や韓国といった敵地で磨いた粘り強いファイトが持ち味。昨年9月にNJKFスーパーライト級タイトルマッチで王者・畠山隼人に挑み、2RTKOで勝利して同王座を獲得した。
一方の基山は、鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAMの特攻隊長。新空手の全日本選手権『K-2GRAND PRIX 2019』軽量級優勝、19年10月に参戦したONEの人材育成大会『ONEウォーリアシリーズ』でも勝利するなど活躍してきた。
1R、サウスポー構えの基山はカーフキックを連発。吉田はこれを受けてしまうも、右ミドルキックをヒット。基山は右を当てるも、逆にもらってしまいダウン。立ち上がった基山に吉田はKOを狙いに行くも、ここは基山は粘る。
2R、基山はダメージが回復したのか、左のパンチを当て始める。吉田は右をねらうも、やや大振りに。基山はパンチ連打で吉田を追い込んでいく。さらにヒザ蹴りをボディへ。これで動きが止まる吉田は、顔面にパンチを被弾するも倒れずにパンチを打ち返す。
3R、吉田はゴングとともに奇声を発して気合い。いきなり2人は打ち合いを見せる。一歩も引かない両者。パンチを被弾しても引かない。吉田のパンチが入るも、基山は倒れない。基山のパンチが入るも、吉田は倒れない。両者、力を出し切る感じで全力で戦い、判定へ。ダウンを奪っている吉田が3-0で勝利した。
勝利した吉田は「相手がいないと成立しないので(基山に)拍手をお願いします。これからも注目をお願いします。大和哲也選手とやりたいので、よろしくお願いします」とアピールした。
▼第8試合 NJKF vs KNOCKOUT 対抗戦 ライト級 3分3R (EXR 1R)
●テーパプット・シンコウムエタイジム(新興ムエタイジム)
延長判定1-2 ※9-10×2、10-9
〇久井大夢 (TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
NJKF vs KNOCKOUT 対抗戦。
久井は17歳ながらプロ3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者に。23年7月にはK-1両国大会に参戦し、第6代Bigbangフェザー級王者・龍斗に勝利。9月にKNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦で大谷翔司を破り、2階級制覇を制覇した。
当初、久井は龍旺と対戦する予定だったが、龍旺が体調不良のため欠場。テーパプットが代わりに出場する。
1R、久井は飛び蹴りで入り、カーフキックを連続で当てていく。反応できないテーパプットは足が流れてしまう。それでもテーパプットは組んでのヒザ蹴りで反撃し、優位に立つ場面もあった。
2R、久井は変わらずカーフキック、さらに後ろ蹴りへとつなげる。テーパプットはヒジ打ちを出しながら組み付いて、ヒザ蹴り。久井はやや押されながらも、パンチからカーフキック、三日月蹴りと多彩に攻める。テーパプットはヒジ打ちを当てるなど、反撃のシーンも飛び出した。
3R、久井はカーフキック。テーパプットは組み付いてヒザ蹴りの繰り返し。時折テーパプットはヒジ打ちを繰り出しヒザ蹴りをボディへ。久井はカーフキックを連発も、あと一歩崩せない。判定は1(テーパプット)-0でドローに。延長ラウンドへ突入。
延長ラウンド。疲れの見えるテーパプットは、久井のカーフキックを連発でもらってしまう。組み付くテーパプットだが、ヒザ蹴りを入れるも守勢に回るシーンも。接戦となったが、2-1で久井が勝利を収めた。
判定勝ちを収めた久井は「倒して勝ちたかったです。試合を受けていただき感謝しています。龍旺選手のおかげでまた強くなれました。山口代表、ケガないんでオファー待っています」とアピールした。
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