2023/09/17（日）UP
（最終更新：2024/08/13 10:20）

吉田（右）は畠山（左）からダウンを奪い返し、逆転TKO勝ちを収めた

NJKF
『NJKF 2023 4th』
2023年9月17日（日）東京・後楽園ホール
▼第10試合　NJKFスーパーライト級タイトルマッチ　3分5R
●畠山隼人（E.S.G/NJKFスーパーライト級/WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者）
TKO　2R 1分22秒　※レフェリーストップ
〇吉田凜太朗（VERTEX/NJKFスーパーライト級1位）

畠山のパンチで最初にダウンをしたのは吉田

　メインイベントはNJKFスーパーライト級タイトルマッチ。王者・畠山隼人が同級1位・吉田凛汰朗の挑戦を受け防衛戦を行う。

“八潮のロッキー”こと強打の畠山は昨年11月に真吾YAMATOを初回TKOで沈め、WBCムエタイ日本統一王者となって以来のリング。吉田は、他団体や韓国といった敵地で磨いた粘り強いファイトで畠山に挑む。

左を当てた吉田は、飛びヒザ蹴りでダウンを奪い返した

　1R、吉田はフェイントからカーフキック、左ジャブを突き刺す。畠山は劣勢になる場面があるも、右のパンチで逆襲。それでも吉田は、左のパンチを軸に攻撃を当てていく。だが終盤、畠山が左フックでダウンを奪った。吉田は立ち上がり、打ち合い意地を見せるもダメージはありそうだ。

　 2R、ダウンポイントを挽回したい吉田は、ジャブで試合を組み立てながら反撃のチャンスをうかがう。畠山はカーフキックを入れつつ、右のパンチをヒット。その勢いで一気に攻めるが、吉田の左フックをもらいバランスを崩す。そこへ吉田は飛びヒザ蹴り。左のヒザがアゴへ入り、畠山はダウン。立ち上がった畠山に吉田は、パンチを連打。崩れた畠山を見て、レフェリーは試合を止めた。