【UFC】空手ベースの元王者ウィテカー、強烈アッパーで瞬殺KO！アリスケロフは腰から”ぐにゃり”と崩れ落ちる

2024/06/23（日）UP
（最終更新：2024/06/23 12:27）

　6月22日（日本時間23日）にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナにて開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・サウジアラビア』メインイベントのミドル級マッチにて、元王者で同級3位のロバート・ウィテカー（33=オーストラリア）が、連勝のイクラム・アリスケロフ（31=ロシア）に1R1分49秒でKO勝利。強烈なアッパーで腰からぐにゃりとダウンさせるとパウンド連打で瞬殺した。

【フォト＆動画】ウィテカーの強烈アッパーが炸裂！連勝アリスケロフをKO撃破

　ウィテカーは剛柔流空手黒帯で空手のスピードや攻撃のタイミングをMMAに活かすストライカーで、オーストラリア人初のUFC世界王者だ。昨年7月に現王者ドリカス・デュ・プレシにKO負けするも、今年2月に上位ランカーのパウロ・コスタを破るなど王座返り咲きを狙う。通算25勝7敗。

　ウィテカーは当初、無敗で同級10位のカムザット・チマエフと対戦する予定だったが、チマエフが体調不良で欠場。急遽、アリスケロフと対戦することとなった。

　代替出場のアリスケロフはコンバットサンボの世界王者を肩書を持つダゲスタン出身の強豪。昨年UFC参戦すると2連続の1Rフィニッシュ勝利。戦績15勝1敗で唯一の敗戦はチマエフに右アッパーでKOされたものだ。現在7連勝中。

　試合は1R序盤、ウィテカーがジャブ、カーフキックを放ち先制すると、右ストレートをクリーンヒット！ダメージを受けたアリスケロフがケージ際まで後退すると、ウィテカーが畳み掛ける様に右ハイキック、さらには右アッパーを炸裂！ダウンしたアリスケロフの背後に回り、ウィテカーがパウンドを落とするとレフェリーが試合を止めた。

　1R1分49秒と、元王者の一方的なKO劇に会場は騒然となった。

『UFCファイトナイト・サウジアラビア』
6月22日（日本時間23日）にサウジアラビア・リヤド キングダム・アリーナ
▼ミドル級マッチ
○ロバート・ウィテカー（オーストラリア）
KO 1R1分49秒　※右アッパー→パウンド連打
●イクラム・アリスケロフ（ロシア）

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