【ボクシング】失神しマットでバウンド!イギリス新鋭の豪快KOが「まさに破壊的」と話題
6月28日(金・現地時間)英国・北アイルランドのウェンブリーアリーナで開催されたプロボクシング[BUIセルティック・ライト級タイトルマッチ]で、王者ジェームズ・マクギバーン(26=英国/北アイルランド)が2R、相手が床でバウンドするほどの豪快KO防衛。
左フック一撃で失神し、相手は棒立ちに倒れると、床にバウンドした衝撃で目覚めるも、起き上がれなかった。ネットでは「まさに破滅的な一撃だ」「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー候補」と驚きの声が並んだ。
【フォト&動画】まさに破壊的KO!失神しマットでバウンドの衝撃
マクギバーンはアマで華々しい戦績を上げ、20年にデビューすると無敗の8連勝(2KO)。
昨年11月に、アイルランドに縁のある人物のタイトルであるBUIセルティック(ケルト)のライト級王座を戴冠、今回はその初防衛戦だ。
相手は6勝無敗のラシッド・オマール(35=英国)。
試合は互いにサウスポー同士。アマエリートのマクギバーンは相手のパンチをかわしては左を当て続ける。
2R、接近戦で相手のジャブに合わせて、マクギバーンの素早い右からの左がカウンター!
相手は意識を失い、腕がぶらり、棒立ち状態になり顔面からマットへダウンした。
衝撃で床でバウンドし、失神から目覚める相手。しかし立ち上がることは出来ず、すぐさまレフリーがストップした。
ネットでは驚きの声が並び、中継したアナウンサーも「私がコールした中で最も残酷なKOだった。マクギバーンは本当に特別な選手だ」と称えた。
マクギバーンはこれで9戦無敗(3KO)に。
今回の試合はイギリス大手クイーンズベリー・プロモーションズとの契約がかかっていたが、クイーンズベリーのSNSはこのKOを「KOオブ・ジ・イヤー候補か?」と紹介しており、契約は有望に見える。
マクギバーンは次に英国ライト級王座を狙うと意気込んでいる。
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