【UFC】マネル・ケイプの強打不発、因縁モカエフに悔しい判定負け!
2024年7月28日(日本時間)英国マンチェスターで開催された総合格闘技イベント『UFC 304』の男子フライ級マッチにて、同級7位のマネル・ケイプ(30=アンドラ)が同級6位のムハマンド・モカエフ(23=ロシア)に3-0の判定負け。ケイプは終盤に怒涛のヒジ攻撃を見せたが、自慢の強打は不発。一方のモカエフはUFC7戦全勝、キャリア無敗記録を「13」に伸ばした。
ケイプは元RIZINバンタム級王者。21年にUFCに参戦すると2連敗。しかしその後は4連勝と波に乗っている。対するモカエフはダゲスタン出身の無敗の新鋭。レスリングベースでキャリア12勝で8フィニッシュ(2KO・6一本)と決定力が高い選手だ。同級王者アレッシャンドリ・パントージャとの次期挑戦者決定戦との見方がある注目の一戦。SNSでの舌戦、ホテルでの乱闘、前日計量での挑発合戦と試合前からバチバチの両者だ。
試合前ケージインした両者だが、揉める可能性があるため、大勢のSPに囲まれコールを受けるケイプとモカエフ。
1Rは互いに遠目の距離で攻撃を出し合う展開。モカエフが豪快な後ろ回りを放つも、大きな動きがなく迎えた残り30秒、ケイプが飛びヒザ蹴り、パンチ連打と攻撃をまとめるもビッグヒットはない。
2R、モカエフがテイクダウンを奪うも、モカエフがケイプのパンツを掴む反則でモカエフに注意が与えられる。ケイプが圧力を強めジワジワと前進。モカエフはサークリングしながら圧力を避け、ここでもケイプから大きなヒットはない。ケイプは右足の親指を痛めたか、3R開始前にドクターチェックが入る。
3R、さらに圧力をかけるケイプだが、やはり大きな打撃はない。しかしモカエフはタックルに行くとケイプは上手く対処。中盤、モカエフがシングルからテイクダウンを奪うと、ケイプがギロチンでカウンター。しかし、浅いかモカエフ が頭を抜く。するとクローズドガードからケイプが怒涛のヒジ攻撃。そして立ち上がる。残り30秒、近距離で競り合う両者だが、ここでも大きなヒットはない。
判定3-0でモカエフがケイプを撃破し無キズの13連勝を飾った。この勝利でモカエフが同級王者アレッシャンドリ・パントージャとの次期挑戦者となるのか、今後の流れに注目したい。
WME-IMG
『UFC 304』
2024年7月28日(日本時間)英国マンチェスター
▼男子フライ級
○ムハンマド・モカエフ(ロシア)
判定3-0 ※29-28×2、30-27
●マネル・ケイプ(アンゴラ)
▶︎次ページは【動画】試合終盤、ケイプが下から怒涛のヒジ連打!
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