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【BOM】名高が圧勝KOでWBCムエタイ ダイヤモンド王座奪取!32連勝に

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2024/09/02(月)UP

シヴァラット(左)にKO勝ちした竜哉(右)

▼ダブルメインイベント(第9試合) WBCムエタイ世界フライ級(50.80kg)王者決定戦 3分5R
〇竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)
KO 1R2分44秒
●シヴァラット・ウォー リンティダ(タイ)
※竜哉が新王者に

 2019年9月にタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目の同スタジアム王者に輝いている竜哉は、WPMF世界ミニフライ級王座を獲得するなど最前線で活躍。現在はRWSを主戦場に活躍し、7月のRWS JAPANではゲオナーカーに判定勝ちし、現在はラジャダムナンのフライ級王座を狙う。その竜哉はWBCムエタイ世界フライ級タイトルを懸けてシヴァラート・ウォーリンティダー(タイ)と対戦。シヴァラートはパンチとローキックを得意とし、True4Uを主戦場にしている。同門の名高、朝陽に続いて、竜哉も権威あるWBC世界タイトル奪取に期待がかかる。

 1R、左右のミドルのシヴァラットに対し、竜哉は蹴り足をキャッチしてこかし、右ロー、左ボディを次々とヒットさせて削っていく。ロープ際に詰めた竜哉は左ボディをめり込ませると、苦痛の表情のシヴァラット。竜哉はそのままラッシュを仕掛けてダウンを奪う。

 再開後、再び竜哉が連打を仕掛けて仕留めにいくと、ボディブローで悶絶するシヴァラットは立ち上がれず。KO勝ちした竜哉は「最後にバッチリKOできて良かったです。ここがゴール地点ではなくて、通過点なので、今後ラジャダムナンのフライ級のベルトを必ず獲ります」とラジャダムナン二階級制覇を目標に掲げた。 


シンイチ(左)に判定勝ちしたJOH(右)

▼第8試合 WMC日本スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ 3分5R
〇JOH(MSJキックボクシングジム/WMC日本スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※49-48、50-47、49-47
●シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/挑戦者)
※JOUが初防衛に成功

 JOHは5月のムエロークで渡部隼とのWMC日本スーパーフライ級王座決定戦を制し、初戴冠を果たした新鋭。5歳から空手を始め、10歳でMSJキックボクシングジムに入り、高校1年でプロの世界へ。持ち味の気持ちを前面に出すファイトスタイルで現在の戦績は6戦5勝1分と無敗を誇る。

 対するシンイチは、石井一成率いるウォーワンチャイプロモーションの注目株。6月の前戦、地元福岡で開催されたKINGS CUPのメインイベントに大抜擢され、韓国のオン・ジャンフンを相手に圧倒し3RにTKO勝ちを収めた。戦績は19戦14勝(7KO)4敗1分。これまでWMC日本フライ級1位にランクインしていたが、今回スーパーフライ級に階級を上げての初戦となった。

 1R、左ミドル主体の攻めのJOHに、シンイチはミドル、パンチを返すが押され気味。2R以降も左ミドルでペースを掴むJOHに、4R、シンイチが右ボディストレートをヒットさせて逆襲に出る。下がるJOHに手数で上回る。

 5R、巻き返しを狙うシンイチだが、リーチ差のあるJOHが左ストレートをヒットさせて追う応戦。判定でJOHが勝利し、初防衛に成功した。

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