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【NJKF】宮越慶二郎、3年ぶり復帰戦で現王者・吉田凜汰朗を撃破!MVP受賞も

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2024/09/15(日)UP

ローキックを蹴る亜維二

禁断の現役王者団体対抗戦、亜維二が奥山貴大に激勝、互いにダウンを奪い合う

▼第9試合 NJKF vs SB 対抗戦 ウェルター級 3分3R
○亜維二(新興ムエタイジム/NJKFウェルター級王者)
判定3-0 ※三者ともに28-27
●奥山貴大(SPORTS/GSB/SB日本ウェルター級王者)

奥山が強烈なパンチを打ち込む

 “禁断の現役王者団体対抗戦”、NJKFウェルター級王者の亜維二が、SB日本ウェルター級王者の奥山貴大を迎える。

 亜維二は今年6月に当時のNJKFウェルター級王者・青木洋輔とのタイトル戦が組まれていたが、試合中止となり、その後同級王者に認定された。

 対する奥山は抜群の強打を武器に、直近シュートボクシングのリングでは5連勝を記録している。

 1R、長身の亜維二がロー、前蹴りを軸に自分の距離を作る。奥山はガードを固めながら飛び込みパンチを振るが、亜維二はヒジを狙っていく。

亜維二が勝利

 2R、ジャブ、ロー、左ミドルと自分の距離で戦う亜維二。終盤、奥山が飛び込んでパンチ連打。亜維二がグラつくと、再び奥山が飛び込み強烈なボディを炸裂!亜維二がダウンし立ち上がるも、一気にペースは奥山に。

 3R開始すぐ、互いの攻撃が交差した瞬間、亜維二のヒジがヒットし、奥山がダウンを奪われる。ダメージが大きい奥山、お返しとばかり左ボディを打つと亜維二は身体をくの字に曲げる。しかし亜維二もパンチを返し、奥山がグラつく。互いに一歩も引かない打ち合いの中で終了のゴング。

 判定3-0(三者ともに28-27)で亜維二に軍配。NJKFSBの現役王者団体対抗戦は、ホームの亜維二が意地を見せた。


健太(右)と基山(左)は 引き分けに

■NJKF vs SB 対抗戦、健太と基山幹太は引き分けに

▼第8試合 NJKF vs SB 対抗戦 64㎏契約 3分3R
△健太(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
ドロー判定0-1 ※29-30、29-29×2
△基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SBライト級2位)

キックを放つ基山

 こちらも注目のNJKF vs SB対抗戦。“褐色ナルシスト”健太が、SBライト級2位の“気合職人”基山幹太と激突。

 健太は120戦のキャリアを誇る大ベテラン。多くの試合数をこなすことから、“月イチ健太”と呼ばれる。通算戦績は120戦(66勝20KO42敗7分)だ。今年6月にはカンボジアでKO負けを喫しており、再起戦を迎える。

 対する基山はサウスポーから繰り出す攻撃が武器のファイター。今年6月のNJKFでは吉田凛汰朗に判定負けするなど、3連敗中で、今回の再起にかける。

足を止めての打ち合いに

 1R、ジワジワと圧力をかける健太に対し、基山はキレとスピードで対抗。基山が序盤に左ストレートを当てる。

 2R、スピーディーな動きでジャブ、左ミドルを当てる基山。相手を観察するような健太は相手の打ち終わり、ミドルやヒジを放つ。

 3R序盤からワンツー、ヒザ蹴り、ローと手数を上げていく基山。一方の健太はジワジワと前進し、肘を狙うも基山がその距離にさせない。終盤、足を止めての打ち合い、健太のパンチが入る。

 判定はジャッジ1名が30-29で基山を支持したが、残り2名は29-29のイーブン。判定0-1のドロー決着となった。

▶︎次ページはNJKFフライ級王座決定戦

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