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【NJKF】宮越慶二郎、3年ぶり復帰戦で現王者・吉田凜汰朗を撃破!MVP受賞も

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2024/09/15(日)UP

宮越慶二郎、3年ぶり復帰戦で現王者・吉田凜汰朗を撃破!MVP受賞も

TAKEDA GYM(認定ニュージャパンキックボクシング連盟)
『NJKF CHALLENGER 5』
2024年9月15日(日)東京・後楽園ホール
▼第10試合 NJKFスーパーファイト 64㎏契約 3分3R
●吉田凜汰朗(VERTEX/NJKFスーパーライト級王者)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
○宮越慶二郎(拳粋会宮越道場/元NJKFライト級王者、元WBCムエタイインターナショナルスーパーライト級王者)

パンチを当てる吉田

 “新旧王者対決”と銘打たれたメインイベントでは、NJKFスーパーライト級王者の吉田凜汰朗が元NJKFライト級王者の宮越慶二郎と激突。

 吉田は他団体や韓国といった敵地で磨いた粘り強いファイトが持ち味。23年9月に畠山隼人にKO勝ちを収め、NJKFスーパーライト級王座を戴冠した。今年2月大会ではWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・青木洋輔に勝利、6月大会には基山幹太に判定勝ちを収めるなど、好調ぶりを見せている。

 対する宮越はニンジャ・フットワークと言われる独特なステップと手数を武器に、国内ライト級トップクラスに長年君臨してきたベテランの34歳。今回は21年7月に鈴木千裕に1R TKO負けして以来の試合となる。

ヒット&アウェイが光った宮越(右)

 1R、3年ぶり復帰とは思えない軽やかな“忍者ステップ”でヒットを奪う宮越。吉田は宮越のスピーディな動きを観察しながらジャブ、ロー、ミドルで対抗する。

 2R、左右にステップを踏み、ヒット&アウェイが光る宮越。宮越のパンチがクリーンヒットし、吉田の顔が跳ね上がる。ジワジワと距離を詰める吉田だが、宮越を捕まえることに苦戦する。オープンスコアは三者ともに20-19で宮越を支持。

宮越が勝利、MVPも受賞した

 3R開始すぐ、至近距離のパンチの打ち合い。互いにクリーンヒットを貰うも一歩も引かない。吉田のヒザ蹴りに合わせ、宮越のヒジがヒット。互いに攻撃の手を止めず、クリーンヒットの奪い合いで終了のゴング。

 判定は3-0(30-29×2、30-28)で宮越に軍配。3年ぶり復帰戦で見事に現役王者を撃破した。

 勝利と共に大会MVPも受賞した宮越。勝利マイクで「最高すぎて言葉にできない。この景色を見れて感無量」と喜んだ。

▶︎次ページはNJKF vs SB対抗戦(亜維二vs奥山貴大、健太vs基山幹太)

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