肩骨折を抱えながら顔面ボコボコ大流血KO！壮絶フィニッシュに「超人的メンタル」の声=UFC

2024/10/01（火）UP
（最終更新：2024/10/01 18:56）

　9月29日（日本時間）にフランス・パリで開催された総合格闘技イベント『UFCファイト・ナイト』メインイベントのライト級マッチで、ヘナート・モイカノ（35=ブラジル）がブノワ・サンデニ（28=フランス）に2R TKO勝利。肩骨折を抱えながらも、相手を顔面流血のドクターストップに追い込む壮絶フィニッシュを決めた。

【フォト】肩の骨、ポッキリ骨折のレントゲン写真！敗者の顔面流血ボコボコ状態も

　モイカノは同級11位で3連勝中のグラップラー。対するサンデニは同級12位の実力者で今年3月の前戦でダスティン・ポイエーにKO負けするまで5連勝と勢いに乗っていた。

　試合は1R序盤から組みの展開でモイカノが圧倒。マウントからパウンドやヒジをサンデニの顔面に落とし、サンデニは両目周囲が腫れてカットで顔面流血。右目まぶたは腫れて完全に塞がった状態だ。

　2R、モイカノが左ジャブでサンデニの顔面にパンチを突き刺す。サンデニの顔はさら腫れ上がり、出血も激しい。今度は左目も腫れ上がり、サンデニは両目がふさがった状態だ。2R後のインターバル、ドクターがサンデニの目を確認すると、これ以上の試合は不可能と判断し、試合がストップした。

　壮絶なKO決着。サンデニの変形した顔も衝撃的だが、モイカノが試合後に自身のインスタで右肩の状態を公開。なんと大会3週間前から肩の骨を骨折したと言うのだ。右肩は不自然に盛り上がり、レントゲン写真ではポッキリと折れているのがわかる。この状態で10分間を戦い、さらにKO勝利したとは超人的だ。

　ネット上で「超人的なメンタル」「並大抵の精神力ではない」など、モイカノのパフォーマンスに驚きの声が上がった。

『UFCファイト・ナイト』
9月29日（日本時間）フランス・パリ
▼ライト級マッチ
○ヘナート・モイカノ（ブラジル）
TKO　2R終了時　※目負傷によるドクターストップ
●ブノワ・サンデニ（フランス）

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