「井上尚弥と100%戦う」フェザー級王者ボールが怒涛の”ロープ外”KO、たまらずタオル投入
10月5日(現地時間)英国リバプールで行われたプロボクシング[WBAフェザー級タイトルマッチ]では、同級王者ニック・ボール(27=英国)が、挑戦者の同級7位ロニー・リオス(34=米国)に10R TKO勝利。3Rと7Rにダウンを奪い、10Rに怒涛の連打で相手はロープからはみ出し落ちるほどのダウン。セコンドがタオルを投げ、ボールが初防衛に成功した。
ボールは試合後のインタビューで井上尚弥との対戦について「井上がフェザー級に来たら?100%戦うよ」と、闘志満々だ。
【フォト・動画】王者ボールが怒涛の連打で”ロープ外”に落とすKO!
ボールは身長157cmの小兵も、筋肉の塊のような体格。被弾も気にせず突っ込むタフなスタイルで、21勝(12KO)1分と無敗街道を突き進む。
昨年3月にはWBC世界フェザー級王者レイ・バルガスに挑戦し、2度のダウンを奪うもドローで戴冠ならず。
ならばと6月にWBA世界同級王者レイモンド・フォードに挑戦すると、判定勝利で王座を奪い取った。
今回は地元リバプールでの初防衛戦。相手のリオスは過去2度の世界挑戦経験を持つ強者だ。
試合は、ボールが序盤からガンガンと豪快な連打で攻めるも、リオスのアッパーもヒットし、ボールは鼻血を出す。
しかしそのまま3Rにはボールが左フックでダウンを奪い、リオスはかなり苦しそうだ。
その後、鼻血の止まらないボールにリオスがヒットさせるも、7Rにボールが強引に突っ込み、またもダウンを奪う。
そして10R、ボールが相手をロープに突き飛ばしては止まらない連打!リオスはガクリとヒザを折り、そのままロープからはみ出し落ちてしまう。ヘロヘロのリオスに、セコンドがタオルを投げ、ボールが豪快TKOで勝利した。
ボールは試合後のインタビューで、昨年引き分けたバルガスに「あれは俺のベルト」と統一を要求する。
さらに、スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥の階級アップについてボールは「彼が俺の階級に上がってきたら、誰がこの階級のトップなのか見せつけてやるよ。もちろん、100%彼と戦うつもりだ。彼は優れたファイターで、皆が俺たちが対戦を話題にしているから、もちろん戦うつもりだ」と井上がフェザー級アップの際には、迎え撃ち叩きのめすとした。
現在のWBAフェザー級1位は、かつて井上とも戦った元スーパーバンタム級2団体王者スティーブン・フルトンである。未来の井上との対決の前に、フルトンとの対戦可能性も見逃せない。
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