【NJKF】壱が嵐を完封!JAPAN CUP55kgトーナメントはKNOCK OUT勢が全勝
▼第7試合 JAPAN CUP 55kgトーナメント 3分3R (EX1)
●大田一航 (新興ムエタイジム/第7代Bigbangスーパーバンタム級王者、元WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、元NJKFバンタム級王者、元WMCムエタイ日本バンタム級王者)
判定3-0 ※29-28、29-29、29-30
〇前田大尊 (マイウェイジム/JKIフェザー級1位)
大田一航(新興ムエタイジム)と対戦するのは、前田大尊(マイウェイジム)となった。大田は戦績20勝(5KO)8敗2分の第7代Bigbangスーパーバンタム級王者。Bigbang王座の他にもNJKF、WMCムエタイ日本バンタム級王座獲得経験がある。
対する前田は戦績8勝(2KO)3敗で、イノベーションフェザー級1位。今年4月にはイノベーションフェザー級王座決定戦で元山祐希と対戦も判定で敗れ、王座獲得には至らなかった。2人は昨年7月に対戦し、この時は前田が判定勝ちを収めている。
1R、前田は左右ローキック、ミドルキック、ハイキック、ワンツーと多彩な攻撃で揺さぶりをかける。大田は右ローキック、左フック、ミドルキックと一発の重い攻撃を繰り返す。前田はバックブローをヒットし、大田の動きを止める場面も。
2R、大田は前へ出て右を放つ。前田はこの動きに合わせて、ミドルキック、そして左フックで攻撃。さらにバックブローを繰り出すなど、前田はペースを掴んでいる印象。それでも大田は左ボディブローで追い込んでいった。
3R、大田は前へ出て右を放ち、首相撲からのヒザ蹴り。前田はハイキック、バックブローを合わせる。やや疲れが見える前田に、大田はボディ打ちでダメージを与えていく。大田は休むことなく攻撃を続け、前田もバックブロー、ハイキックを返していった。判定は1-1のイーブンとなり、延長ラウンドへ突入した。
延長ラウンド、大田は前へ出るも前田はバックブロー。さらに大田は前へ出てヒザ蹴り。前田はヒジ打ちのカウンター攻撃。両者ともに決めてはないが、やや前田の手数があったか。判定は、ここも割れて2-1で前田が勝利。トーナメント準決勝進出を決めた。
勝利した前田は「いつも試合の感覚は、練習とは違って。負けちゃうと思うこともあって、今回もありました。でも、みんなの声が届いてパワーになりました。まだ発展途上なので、必ずこのトーナメントを優勝します」と挨拶した。
▼第6試合 NJKFスーパーライト級 3分3R
△吉田凜汰朗 (VERTEX/NJKFスーパーライト級王者)
判定1-1 ※30-29、29-30、29-29
△サムランチャイ・エスジム (エスジム/元ルンピニースタジアム スーパーバンタム級2位)
吉田は他団体や韓国で磨いた粘り強いファイトが持ち味。23年9月に畠山隼人にKO勝ちを収め、NJKFスーパーライト級王座を戴冠。24年2月大会ではWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・青木洋輔に勝利、6月大会には基山幹太に判定勝ち。9月は宮越慶二郎に判定負けを喫した。
サムランチャイは、元ルンピニーの上位ランカー。23年10月のNKBではNKBウェルター級王者CAZ JANJIRAと引き分け。24年4月は降籏健嗣にKO負けを喫した。
1R、吉田はジャブからの右を顔面へ。サムランチャイは、ガードを固めながらローキック、ミドルキックと蹴り分ける。吉田はジャブから右をボディへ。サムランチャイはミドルキックを入れ、ヒジ打ちを振った。
2R、吉田はプレスをかけて左ボディ打ちから右ローキックを入れる。サムランチャイは、ミドルキックをヒット、さらに右のハイキックを首筋へ。青木は右のパンチを受けて劣勢も、ボディ打ちで逆襲した。
3R、吉田は飛びヒザ蹴りで攻撃。これが入るとサムランチャイは後退する。吉田はボディ打ちからローキックで崩していくも、サムランチャイの右ヒジ打ちを受けて出血。サムランチャイは息を吹き返してヒジ打ちを振る。吉田はフックからローキックで攻めるも、タイムアップ。判定1-1でドローとなった。
▶次ページは、青木洋輔vs.掠橋SAVAGE秀太 、その他の試合結果
●編集部オススメ
・【NJKF】ヒジあり55kg最強決定トーナメント1回戦の組み合わせ決定!壱と嵐の因縁対決も
・【NJKF】危険なルールに挑む青木洋輔が計量パス「僕本来の姿を見せられるルール」
・人気女子キックボクサー、服を脱ぎ捨てギリギリ計量パス!王座獲得なるか=11.9 ONE
・【ONE】ロッタンが再び計量失敗で王座剥奪!スミスはバキバキボディでパスし「契約体重」で対戦合意
・空手黒帯の女子アナ、生脚見せた春麗コスプレでハイキック連発!「リアル春麗だ」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!