【修斗】関口祐冬が安芸柊斗をチョーク葬で世界暫定王者に！新井丈との王座統一戦へ

2025/01/20（月）UP
（最終更新：2025/01/20 00:47）

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 　PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」
2025年1月19日（日）東京・後楽園ホール

▼メインイベント（第11試合）　修斗世界フライ級暫定チャンピオン決定戦　5分5R
〇関口祐冬（修斗GYM東京/同級1位）
一本　4R 3分24秒　※チョークスリーパー
●安芸柊斗（MMAZジム/同級2位）
※関口が修斗世界フライ級暫定王者に

　修斗史上初の2階級同時王者となった新井丈が保持するフライ級王座を巡り､ランキング1位の関口と2位の安芸が暫定王座決定戦。関口と安芸は新井との対戦経験があるが共に敗れており、今回勝利すれば、王座獲得と新井へのリベンジという2つの機会を得ることとなる。

　関口は、ここ4年で負けた試合は新井との一戦のみ。石井逸人、ヤックル信吾、内藤頌貴らランカーを軒並み撃破しており、残すは新井の首だけとなったことから、11月30日の後楽園ホール大会で防衛戦を行わない新井に対する不満を吐露。名指しを受けた世界王者・新井は「修斗に愛がなければ俺はここに立ってない」と返答し、統一戦に向けて準備することを宣言した。

　一方の安芸は、23年7月に行われた新井とのストロー級チャンピオンシップに敗れ、フライ級へ転向。しかし、ラストマッチを宣言していた猿丸ジュンジにKO負けを喫してしまう。その後はコンスタントに試合を行い、ランキング2位まで這い上がってきた。

　1R、圧力をかける安芸が左ストレートをクリーンヒットさせて優勢を印象付ける。関口は右ロー、後ろ蹴りを当てていく。

　2R、右の前蹴り、右ストレートをヒットさせた安芸が関口に組み付いて豪快に投げるなどこのラウンドも安芸ペースが続く。

　3R、関口は右カーフをこつこつ当てて、積極的にタックルを仕掛けてテイクダウン。終了間際には関口はパウンド。

　4R、安芸が右フックを当て、ダウン気味に関口は膝を付く。ダメージを感じさせない関口はタックルを仕掛けて安芸のバックを狙うも離れた両者。関口はカーフキックで安芸の足を刈ると、関口は組み付いてバックからチョークへ。一度は外れたが、再びチョークを極めた関口が一本勝ち。

　マイクを握った関口が新井との王座統一戦をアピールすると、観客席にいた新井がケージイン。新井は「明日からはチャレンジャーとして、関口祐冬からベルトを奪うつもりで行く。前回は仕留め切れなかったので、今度は必ずKOか、もしくはKOで。必ず仕留めに行く」と完全決着を宣言した。

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▼第10試合　ライト級　5分3R
〇エフェヴィガ雄志（TRIBE TOKYO MMA/修斗環太平洋ライト級王者）
一本　1R 4分33秒　※スリーパーホールド
●ライダーHIRO（シューティング宇留野道場）

　当初、環太平洋ライト級チャンピオンシップで王者・エフェヴィガに、西尾真輔が挑戦する予定だったが、西尾は前日計量の体重調整中にドクターストップ。西尾の代替として同門のライダーHIROが出場を直訴し、ノンタイトル戦で行われることとなった。

　1R、中央で向き合うと体格差のある両者。エフェヴィガがプレッシャーをかけ、打撃戦を回避したいライダーHIROがタックルを仕掛けるが、簡単にこれを潰してエフェヴィガがパウンド。

　距離を取るライダーHIROは何度もタックルも、これをことことくエフェヴィガは潰してパウンドで削っていく。1R残り時間少ない中、最後にバックからチョークを仕掛けたエフェヴィガが鮮やかに一本勝ちした。

▶︎次ページは、当真佳直vs山上幹臣、泰斗vs内藤頌貴

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