【空手】世界5位・岡田侑己、貫録の重量級優勝!決勝では、胴回し回転蹴りでダウン奪う=国際フルコンタクト空手道選手権・男子
5月31日~6月1日東京・有明アリーナにて開催された『第2回国際フルコンタクト空手道選手権』男子重量級・決勝戦では、23年の新極真会 世界大会・5位の岡田侑己(新極真会 和歌山)が、工藤昴朗(新極真会 世田谷・杉並)を豪快な胴回し回転蹴りで技ありを取り、本戦5-0で勝利、優勝した。
【フォト】岡田の”豪快”胴回し回転蹴りが決まる瞬間!
岡田は昨年の、優勝者賞金1000万円の無差別ワンデートーナメント『空手 Champion of Champions』で見事優勝。初日も軽やかなステップから繰り出す後ろ蹴り、胴回し回転蹴りと攻撃力抜群の蹴り技を駆使し勝ち上がってきた。
対する工藤は、元々は中量級で活躍し、JFKO出場を重ね、頭角を現す。初日の準決勝では、トップシードで、昨年の新極真会全日本大会で準優勝に輝いた19歳の新星・遠田竜司を延長で下し上がってきた。
決勝では岡田が、右に左に軽やかなステップで周り込んでボディアッパー、ヒザを入れる。工藤は追うもさばかれては攻撃をもらう。
中盤に、岡田の胴回し回転蹴りがヒット!工藤が倒れ、即座に立ち上がるも技あり。その後も岡田はステップを止めず、突き、ヒザで圧倒。本戦判定5-0の完勝で岡田が優勝した。
▼男子軽重量級 決勝
●江口雄智(新極真会 福岡)
本戦0-5
〇前田勝汰(新極真会 和歌山)
前田は前蹴り、内回し蹴りから得意の突きを入れてゆく。江口は強いボディアッパーからローに。
中盤に前田が顔面殴打で注意1を取られるも、江口も抱え込みで注意に。最後は前田が勢い良い突き連打からミドルキックと押し切った。
▼男子中量級 決勝
●大場健吾(空手道無限勇進会)
本戦0-4
〇北嶋治将(新極真会 東京城南川崎)
大場は小気味よいステップから、強いストレートを腹・胸を打ち分け、ローまで。
北嶋は脱力した構えで、ボディから右ロー。前半は大場のヒットが目立つも、終盤北嶋がギアを上げると前へ出てゆき右ローを連打!終盤ペースを握った北嶋が勝利した。
▼男子軽中量級 決勝
〇水谷翔(日本空手道 久保田道場)
本戦4-0
●村田哲成(新極真会 福岡)
村田は軽やかなステップから、横蹴り、後ろ蹴りとカウンター。近づいても内回し蹴りを見せる。
しかし水谷は慎重に近づくと、一気に突きを連打。前に出続けては、強い左を打ち続ける。水谷が勝利した。
▼男子軽量級 決勝
●山川彗大(全日本空手道 真誠塾)
最終延長 2-3
〇大坪星太(新極真会 福岡)
山川はステップで周り込み、前蹴りからの対角線の突き、さらに鋭いヒザを連打。
大坪はどっしりと構え、巧みに山川の攻撃を受けては、的確なパンチで応戦する。
最終延長までもつれる熱戦となったが、最後まで自分のペース、戦い方を崩さなかった大坪が僅差で勝利した。
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