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寺地拳四朗と激闘のカニサレス、逆転KO勝利で新王者に!相手は天を仰ぎ悶絶

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2025/08/04(月)UP

カニサレス(右)が一撃KOで新王者に@h5boxingsports

 8月2日(日本時間)ベネズエラで行われたプロボクシング[WBC世界Lフライ級タイトルマッチ]では、昨年1月に寺地拳四朗に惜敗したカルロス・カニサレス(ベネズエラ)が、王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)からダウン奪われるも、5R、悶絶KO勝利で破り、新王者となった。パンヤはコーナーでへたり込み、天を仰ぎ動けなかった。

【フォト&動画】カニサレス、強烈ボディで悶絶KO!相手は立てず天を仰ぐ

 カニサレスは元WBA世界同級王者。
 昨年1月に当時4連続KO勝利中の寺地が持つWBC・WBA世界同級王座に挑戦すると、ダウン応酬の激闘を繰り広げ、判定0-2(113-113、112-114×2)で惜敗した。

昨年1月の寺地戦でのカニサレス

 対するパンヤは元WBC世界ミニマム級王者で、23年に暫定王者の重岡優大と戦い、判定負けで統一失敗している。

 両者は、昨年12月パンヤの地元タイで行われた王座決定戦で争い、カニサレスが大きく押すも、判定2-0でパンヤの勝利。この結果は物議を呼び、会場では大ブーイング、SNSでも炎上し、WBC会長は即座に再戦を命じていた。

 ダイレクトリマッチとなった今回の試合は、カニサレスが連打でパンヤを押し込むも、4R、パンヤの右ストレートでカニサレスがダウン。

 しかしカニサレスは再び前進し、5R、パンヤに接近すると左ボディからの右ボディストレート!
 パンヤはコーナーに崩れ落ちると、ロープに両腕をあずけ、諦めたように天を仰ぐ。そのまま立ち上がれず、カニサレスの逆転KO勝利となった。
 リベンジ&戴冠成功したカニサレスは泣いて喜んだ。

 ライトフライ級では先月30日、高見亨介がKO勝利でエリック・ロサからWBA王座を奪取。SNSでは「高見vsカニサレス気になる」「高見に統一戦やってみてほしい」「Lフライも役者が出揃ってきた」と統一に期待がかかる。
 しかし高見は防衛の後の階級アップを口にしており、Lフライ級統一への道は未だ先になりそうか。

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