2025/09/28（日）UP
（最終更新：2025/09/29 10:08）

亜維二（右）が宗方をKOしてNJKF ウェルター級王座を防衛

▼第 5 試合 NJKFウェルター級タイトルマッチ3分5R
〇亜維二（新興ムエタイジム/NJKF ウェルター級王者）
KO　1R 1分37秒　※右フック
●宗方 888 （KING gym/NJKF ウェルター級 1 位）

亜維二は強烈なパンチで宗方を沈めた

　NJKFウェルター級タイトルマッチで、王者の亜維二（新興ムエタイジム）に同級1位の宗方888（KING gym）が挑戦する。亜維二はSB王者の奥山貴大、喜多村誠に勝利。対する宗方は打たれ強いファイターだ。

　1Rに亜維二は、左ボディを入れて右フックでラッシュをかける。宗方も打ち合うが、亜維二の右が入りダウン。亜維二は勝利を確信したのか手を挙げて観客にアピール。立ち上がった宗方にパンチをラッシュする亜維二。宗方が倒れたところでKO決着に。亜維二がKOで王座防衛に成功した。

亜維二はこの右でダウンを奪った

　勝利した亜維二は「KO勝ちを飾れて、みんなチャンピオンとして認めてくれたかなと思います。このベルトの価値を上げていくことがやること。名前のある選手、僕の階級には一杯います。自分ももっと上に勝っていけないので、もっと練習してがんばっていきたいと思います」とアピールした。

西田（右）は明夢を判定下してNJKF フライ級王座を防衛

▼第 4 試合 NJKF フライ級タイトルマッチ 3 分 5R
〇西田光汰（西田キックボクシングジム/NJKFフライ級王者）
判定3-0　※50-47、49-46×2
●明夢（新興ムエタイジム/NJKFフライ級2位）
※西田が王座防衛に成功

明夢（左）は蹴りで倒しにかかった

　NJKFウェルター級タイトルマッチで、王者の西田光汰（西田キックボクシングジム）に同級1位の永井雷智（VALLELY）が挑戦する予定だったが、永井が怪我で欠場。急遽、明夢が西田と対戦し、王座に挑戦する。

　1Rはともにローキックで削り合い。西田はカーフキック、明夢はローからパンチのコンビネーションで攻撃を組み立てた。2Rも西田はジャブからローキックを徹底して攻撃。明夢は上下に蹴りとパンチを散らすも、押され始めてしまう。3Rは西田がパンチ主体にヒットポイントを稼ぐ。そしてローキックで明夢のバランスを崩させた。4Rは劣勢の明夢がパンチから蹴りで猛攻も、西田はヒジ打ちのカウンターからのローキックで優位に立った。5Rの最終ラウンドは首相撲の展開が多くなり、西田はヒジ打ちとヒザで攻撃した。判定は3-0で西田が防衛に成功した。