【ONE】ディベラ、ストロー級キック統一王者に!プラジャンチャイとの雪辱戦を制す
10月4日(日本時間)タイ・ルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FIGHT NIGHT 36』のストロー級キックボクシング統一王座決定戦にて、暫定王者のジョナサン・ディベラ(カナダ・イタリア)が正規王者のプラジャンチャイ・PKセンチャイ(タイ)を判定3ー0で下し、統一王者に輝いた。
プラジャンチャイはムエタイの2大殿堂ルンピニーとラジャダムナンの王者の肩書を持つ、ONEストロー級のキックとムエタイの同時2競技制覇王者。キック王座は、昨年6月にディベラを判定で下して戴冠。今年2月の前戦では、エリス・バルボーサにKO勝利し、ムエタイ王座の防衛に成功した。
対するディベラは22年10月にONEへ初参戦し、ストロー級キックボクシング王座決定戦でジャン・ペイメンに勝利して新王者に。23年10月にダニエル・ウィリアムスを下し初防衛に成功も、昨年6月にプラジャンチャイに判定負けを喫して王座陥落。しかし、今年3月の日本大会で実施された暫定世界王者決定戦で、サムエー・ガイヤーンハーダオを下した。
1R、上下に打ち分けながらスピードあるパンチの連打で攻勢するディベラ。プラジャンチャイはガードを上げながらディフェンス。
2R、前にで始めたプラジャンチャイ。手数の多いディベラに対し、プラジャンチャイは相手の打ち終わりミドル、距離を詰めてゼロ距離でのパンチを連打させる。
3R、距離を詰めるプラジャンチャイに対し、ミドル、ヒザ蹴りで応戦のディベラ。ディベラのボディ、アッパーの数が増える。プラジャンチャイはゼロ距離での打ち合いに持ち込みペースを掴む。しかし、終盤、ディベラの右フックでプラジャンチャイがぐらつく場面が。
4R、プラジャンチャイのパンチの回転数が上がり、ディベラの顔が跳ね上がる場面が増えるが、ディベラのスピードは落ちない。
5Rは蹴りも織り交ぜた接戦。互いに一歩も譲らずの戦いだ。ダウンがないまま終了のゴングが鳴った。
判定は3-0でディベラに軍配。ディベラが雪辱を果たすと共に統一王者に輝いた。ファイトボーナスを獲得したディベラ、勝利マイクで「ONEは選手の人生を変える場所、これからも盛り上げたい」と喜んだ。
『ONE FIGHT NIGHT 36』
2025年10月4日(日本時間)タイ・ルンピニー・スタジアム
▼ストロー級キックボクシング統一王座決定戦
●プラジャンチャイ・PKセンチャイ(タイ/正規王者)
判定0-3
●ジョナサン・ディベラ(カナダ・イタリア/暫定王者)
※ディベラが統一王者に
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