2025/10/19（日）UP
（最終更新：2025/10/19 23:16）

梅井はバッティングで試合続行不可能に。倒れたまま勝ち名乗りを受けた

▼第7試合　フェザー級（-57.5kg）王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
〇梅井泰成（Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者）
2R判定3-0　※アクシデントで試合続行不可能。途中までの判定（20-18×2、19-20）
●吉田晄成（TEAM TEPPEN/同級15位、スーパーフェザー級15位）

これが2Rのバッティングのシーン

　RISEフェザー級王者の安本晴翔への挑戦権をかけて争われる王座次期挑戦者決定トーナメント。決勝進出をかけて梅井泰成（同級3位）と吉田晄成（同級15位）が対戦する。同トーナメントは優勝しても、いい試合をした選手が王者へ挑戦することとなるため内容が問われてくる。

ダウンを奪われた吉田は途中までのジャッジで判定負け

　1Rはともに近い距離でカーフキックとパンチの攻防。ここで梅井は右フックを合わせてダウンを奪う。吉田は立ち上がり反撃する場面も。

　2Rはともに打ち合いをしては、クリンチの繰り返しになる。途中で梅井が、パンチの交換でバッティングとなり「あああー」と大声をあげて倒れ込んでしまった。そのまま梅井は立ち上がることができず、途中までの判定となり、3-0で梅井が勝利した。

大森（右）はパンチをヒットして追い込んだ

▼第6試合　フェザー級（-57.5kg）王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
〇大森隆之介（EX ARES/同級4位、バンタム級1位）
判定3-0　※30-27×2、30-28
●翔（REVOLT/同級6位）

翔がパンチを返して意地を見せた

　RISEフェザー級王者の安本晴翔への挑戦権をかけて争われる王座次期挑戦者決定トーナメント。王座挑戦権をかけて大森隆之介（同級4位）と翔（同級6位）が対戦する。同トーナメントは優勝しても、いい試合をした選手が王者へ挑戦することとなるため、内容が問われてくる。

　1Rに大森は左右に構えをスイッチし三日月蹴り、下段かかと蹴り、フックと多彩な攻撃。翔は左右フックを顔面とボディへ打ち分けて対抗した。

　2Rに翔はパンチを連打。ここを守った大森は細かいパンチと蹴りのコンビネーションで反撃してペースを握っていった。

　3Rは完全に大森のペース。大森はボディ連打で追い込むと翔の手数が減ってしまう。大森はノーガードで挑発し、アッパーでアゴを跳ね上げてフックで追い込んだ。勝負は判定となり、3-0で大森が勝利した。

大森が判定で勝利

　大森は「決勝の思い入れは安本選手よりも（梅井）泰成君にあって。毎回、東京へ来たら家に泊まりに行くことが恒例だったので、泰成君とやりたいと思います。安本選手は、うちの大将（門口）が負けてずっと勝っているので、僕が倒すので覚悟してください」とアピールした。

＜その他の試合結果＞

▼第5試合　ライト級（-63kg）3分3R延長1R
●伊藤澄哉（戦ジム/同級2位）
判定0-3　※29-30、28-30×2
〇塩川琉斗（TOP STAR GYM/同級3位）

▼第4試合　ライト級（-63kg）3分3R延長1R
●北井智大（チームドラゴン/同級5位）
判定0-3　※28-29×2、28-30
〇ACHI（ONE LINK/TARGET）

▼第3試合　ウェルター級（-67.5kg）3分3R延長1R
●竹内皇貴（チームドラゴン）
KO　1R 1分35秒　※左ストレート
〇琉樺（LA GYM JAPAN/2025年 RISE Nova全日本大会 -65kg級優勝・大会MVP、ISKAアマチュア世界選手権大会 K-1カデットボーイズ65kg以下銀メダル）

▼第2試合　ミニフライ級（-49kg）3分3R
●愛結菜（東北AVANTI/2023年RISE Nova全日本女子トーナメント -47kg級優勝・大会MVP）
判定0-3　※27-30×2、27-29
〇HIYORI（NEXTLEVEL渋谷）

▼第1試合　スーパーフライ級（-53kg）3分3R
〇伊藤勇輔（HAYATO GYM）
判定3-0　※29-28、30-28×2
●おやっち（BRAVE FIGHT CLUB）