【RIZIN】アルブレックソンがネムコフ破る波乱
▼第13試合 スペシャルワンマッチ 93kg契約 RIZIN MMAルール 1R10分、2・3R5分
○カール・アルブレックソン(スウェーデン)
判定2-1
●ワジム・ネムコフ(ロシア)
第2のヒョードルとの呼び声も高いネムコフが、初来日の未知の強豪アルブレックソンを迎え撃った。アルブレックソンは4戦無敗の新鋭。
1R、両者とも軽快なステップを踏みながらパンチと蹴りを出すが、アルブレックソンは組み付いてテイクダウンを狙う。バックを奪ったネムコフは、相手を頭頂部から落とすように後ろへ反り投げ。
下になったネムコフは下からの腕十字を狙うも、アルブレックソンは腕を解除してパンチを打ち込む。立ち上がろうとするネムコフを再びテイクダウンするアルブレックソン。ネムコフも上下の体勢を入れ替えるが、アルブレックソンがネムコフを背負ったまま立ったため、ネムコフはリングのエプロンに転落した。
残り2分を切ったところでアルブレックソンがタックル、ネムコフは上から覆いかぶさって頭部へヒザ蹴りを見舞う。右ストレートをモロにもらったアルブレックソンは組み付き、寝技に持ち込んでネムコフのバックを奪いにいく。しかし、ネムコフが上を奪い返し、バックを奪って背後からパンチを打つ。
2R、パンチを打つネムコフに、アルブレックソンは首相撲からヒザを蹴り、すぐにタックル。テイクダウンを奪って上になるアルブレックソンは上からパンチ、ボディへのヒジ打ちとジワジワ攻める。ネムコフとポジションを入れ替える攻防があり、両者立ち上がる。そしてアルブレックソンが投げでテイクダウン。残り時間数秒でアルブレックソンがアームロックを仕掛ける。
3R、かなり消耗した様子のネムコフ。アルブレックソンはパンチでボディを攻める。動きがスローになるネムコフにアルブレックソンは打撃とタックルで前へ出る。さらに左ボディブローを打ち込むアルブレックソン。テイクダウンして上になるアルブレックソンだが、マウントを取ったところでネムコフが上下を入れ替える。細かくパンチを打つネムコフだが、アルブレックソンは立ち上がる。
しがみつくネムコフだが、両者は勢い余って同体で飛び出し、リング下へ転落。すぐにリング内へ戻った両者だが、ネムコフのタックルでまたしても両者はロープの外へ出てしまう。最後はネムコフがタックルにいったところで試合終了。判定は最初のジャッジがアルブレックソン、2人目がネムコフ、3人目はアルブレックソン。“RIZIN三銃士”として期待されたネムコフが敗れる波乱となった。
写真:(c) RIZIN FF / Sachiko Hotaka
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