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【パンクラス】神酒が安永に判定勝利、第3代王座に就く

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2016/07/24(日)UP

安永(右)のローキックに左フックを合わせる神酒(左)

▼セミファイナル 第13試合 パンクラス第3代フライ級王者決定戦 5分5R
○神酒龍一(CAVE/同級2位/修斗第4代バンタム級王者)
判定3-0  ※48-47、48-47、48-47
●安永有希(東京イエローマンズ/同級1位)
※神酒が第3代王座に就く。

 神酒は2013年11月に修斗世界バンタム級王者に輝いた実績を持つベテランファイター。昨年10月からパンクラスに参戦し、2連勝で王座決定戦に辿り着いた。一方の安永は寝技を得意とし、現在5連勝中。前王者・清水清隆が返上した王座を両者が争った。

 1R、左右に動き回る安永に対し、神酒は無理して追わずに構える。お互いにローを出し、神酒の右強打が決まる場面もあったが、安永が数多く出していた軽めのローと横蹴りが評価されたか、ポイントは安永についた。

 2、3Rも展開は変わらないが、神酒の右フックと左ミドルのヒット数が増えていく。3R終盤に安永がテイクダウンを奪ったが、神酒はすぐに立ち上がってテイクダウンのお返し。

 4Rも動き回る安永はローを蹴る。神酒はパンチを狙っていき、安永にテイクダウンを奪われると2度テイクダウンを奪い返す。動き回ってパンチを打ってくる安永に、神酒はパンチとタックルで揺さぶりをかける。

  5R、神酒はタックルにきた安永を受け止めて逆にテイクダウンを奪う。すぐに立って左ミドルとパンチを当て、さらにテイクダウンを奪ってすぐに立ち上がる など優勢を印象付ける。安永もテイクダウンを決めるが、それ以上の攻めを神酒が許さず、判定3-0で神酒が新王座に就いた。パンクラス王座と修斗世界王座 の両方に就いたのは神酒が史上初だ。

  マイクを向けられた神酒は、「過去で一番やりにくい相手だったので、いろいろ考えていたんですが、自分の想像よりもやりにくかったです」と難しい試合だっ たと振り返り、「最近パンクラスを見てくださるファンが増えたので、お客さんが忘れられないチャンピオンになりたいと思います」と印象に残る試合をやって いきたいと語った。

  また、試合後のインタビューでは「向こうも距離を外すし、僕も距離を外す選手なので、お互いに距離を外し合う変な試合でしたね」と感想を述べ、「次の目標 は防衛戦。パンクラスが呼んでくる外国人選手は有名でも無名でも強いので、そういう相手とやりたい」と、強豪外国人選手との防衛戦を希望した。

●全試合結果はこちら

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