【パンクラス】シウバが接戦を制し判定勝ち
▼第11試合 バンタム級 5分3R
○ハファエル・シウバ(ASTRA FIGHT TEAM/2013年Bellatorトーナメント優勝)
判定3-0 ※三者とも29-28
●上田将勝(パラエストラ東京/パンクラス・バンタム級2位/第5代修斗フェザー級王者)
上田は第5代修斗世界フェザー級王者で、昨年7月からパンクラスに参戦。現在4連勝負けなしとパンクラスでも実力を発揮している。
対するシウバはUFCに次ぐ規模を誇るアメリカのMMA団体『Bellator』で2013年にトーナメント優勝。パンクラス3月大会に初来日し、バンタム級4位コンボイ升水を1Rで肩固めに破り、ランキング入りを果たした。
1R、シウバが豪快な右ハイを放ち、タックルでテイクダウンを奪う。あっという間にバックを奪い、背後からプレッシャーをかけていく。上田は背後にパンチ。上田が一瞬反転して上になるが、シウバはすぐに戻す。
上のポジションをキープするシウバだが、上田は止まらない。そしてついに上下を入れ替えることに成功し、場内はどっと沸く。しかし、上田もそこから先の展開が仕掛けられず、シウバが再びバックを奪う。上田はすぐに立つ。
2R、シウバは右ハイを放ち、パンチの打ち合いからタックル。テイクダウンされる上田だが、そのたびに立ち上がる。バックを奪うシウバ。上田はケージに背中を押し付けられたままラウンド終了のブザーを聞く。
3R、ここまで劣勢の上田が左ミドルをヒットさせると、シウバはカポエイラキック(片手を着いての後ろ回し蹴り)を見せ、タックルでテイクダウンを奪う。しかし、上田が上下を入れ替えて上からパウンド。脱出したしシウバは逆に上を奪う。
立ち上がってもテイクダウンされる上田だが、上のポジションを奪ってのパウンド。さらに起き上がってタックルに来たシウバを起死回生のダースチョーク(フロントチョークの一種)に捕らえるが、これは極まらず試合終了。
判定で接戦を制したシウバは、「とてもタフな相手だった。自分と打ち合ってくれてよかった。ぜひまた、タイトルを懸けて戦いたい」と上田を高く評価し、パンクラス王座を手にしたら再戦したいと語った。
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